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LA#3-3 眠らない街

こんにちは。
昨日の西海岸は雨が降り、お天気キャスターが雨雲レーダーの見方を説明するほど珍しいことだったらしい。

今回は、Los Angeles#3-3(最終回)です。

5,6日目
LAX→Harry reid international airportへ!初めて乗ったアメリカのLCCはモニターなしの硬い座席、腕組して歩く乗務員、そしてエンジン再起動による遅延のアナウンスというなかなか貴重な体験の連続だった。

エンジン再起動なんて聞いたことあるだろうか。色んな覚悟を決めた私をよそに、周りの乗客たちはゲームをしたり寝始めたり穏やかに過ごしていた。よくあることなのか、あんまりないけどここで怒っても意味がないという暗黙の了解なのか。

定刻より30分を過ぎた頃、無事に離陸した。

着いたのはそう、ラスベガス。憧れの地だ。今回は時短のため飛行機を選んだけど、一度は走ってみたい道路が通ってるのでいつかLAから車で来よう。目指せマックイーン!(飛行機:約1.5時間、車:約4~5時間)

空港ではカジノ台も出迎えてくれた。日本にいるとカジノやギャンブルに対してマイナスなイメージが強かったけど、ここではひとつの娯楽・商売として成立している感じがして、なんだか面白かった。観光客から現地のご婦人まで、色んな人が色んな賭けを楽しんでいた。

カジノはホテルの一階に位置し、宿泊しなくても自由に行き来ができることが多い。噴水ショーで有名なBellagioをはじめホテルやショップが集まっているエリアがあり、M&M’Sやコカコーラのショップも中心街から歩いて行ける。

治安がいいとは言えないが、私が宿泊したホテルはエレベーターホールの入口にセキュリティが常駐していたので、あまり不安は抱くことなく滞在できた。深夜も流れるガンガンの音楽、照明、人混み、独特な臭いや雰囲気。ややこの街に飲み込まれた私は、日を跨ぐ前に寝てしまった。

刺激的なマップ
現実味のない朝
遠目すぎ
Trump hotel
激細に見える奇跡的な角度
Gordon ramsayのバーガー
ミシュランの星7つ持ってるらしい 神龍…

7日目
9:00のフライトでLAへ戻った。アナウンスなく搭乗ゲートが変更されていて、空港内を爆走したのもいい思い出。その後ランチを済ませ、Anaheimへ車を飛ばした。

大谷選手のプレーを観れなかった悔しさは否めない。3月のWBC以降決めていた、彼のプレーを観に行くと。それでもシーズン中試合を観まくった私は、エンゼルスというチームのファンになり、野球の面白さやメジャーならではの魅力、選手間の関係性やファンの声援などたくさんの感動を知ることができた。

決して強いチームとは言えないけど、この日はとにかく打った。そして勝った。初めての野球観戦がアメリカで叶うなんて幸せだし、球場の雰囲気や周りの景色など本当に全てが最高だった。グッズはもちろん、試合中に食べるプレッツェルやナチョスも爆買いした。(大谷選手のユニホームはほぼ完売)

もはや懐かしき光景
ファールボール、みんなめっちゃ追う
愛しのO’Hoppe選手、出塁

・平均身長は案外低め
・太ももとお尻の筋肉が凄まじい
という謎の感想も添えておきます。画面で観るのとは全く別物で、一つ一つのプレーに釘付けでした。

エンゼルスでの活躍は直接観れなかったけど今後も長くLos Angelesにいてくれそうなので、また必ず観に来よう。まずはシーズン開幕が楽しみだ!

Las VegasからAnaheimへ直行したこの日は、試合後に深夜のバーへ繰り出すだけでなく、夜のビーチまではしごするほど興奮していた。

8日目(最終日)
昨夜ホテルに戻ったのは深夜2:00。午前10:00のフライトなのに、パッキング未着手。どうにかキャリーケース1つと手荷物に収めるべく手放してしまった靴下たち、本当にごめん。今でも時々思い出すので二度としません。

予約していたUberはちゃんと来てくれたし、搭乗手続きや荷物預けも無事にクリアした。そんな安心感からか着席した途端に眠ってしまった。ふと目を覚ましたときに外の景色が全く変わっていないと気付くのに、少し時間を要したほど。帰りのフライトはなんと一時間遅延したが余韻に浸るには良い出来事だし、それも旅であると思うことにした。

疲労と興奮とフライトの緊張とで忙しい中でも、その時の自分をありのままにメモしていた。アメリカで見た景色を覚えておきたい、この感情を忘れたくない、今後の人生でも度々振り返りたい、となぜか思ったのだろう。実際に今かなり救われているのでおすすめ。

これまで長々と綴ってきましたがアメリカの魅力を伝えたいというよりは、なんとなく惹かれる場所や一緒に旅をしたいと思う人、これまでの旅や日々の思い出などがふわっと浮かんできて、旅に出たくなったり人生を振り返るきっかけになったら嬉しいな〜と思っています。

次回からはこれまでの旅行記や、日々思ったことなんかを綴っていこうかと思っています。

お読みいただきありがとうございました。

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