ふたつの「出現する未来」

2019年10月、僕たちは2つの「出現する未来」を見届けることになった

一つは、度重なる台風の被害、海水温度が上昇したことが台風の勢力拡大に影響していることが報告されている。
毎日使っているスマホもこのメッセージを入力しているPCもコンセントにさして電気を使っている。その先に火力発電所があって、その温室効果ガスに一番資金を投融資を通してインバクトをあたえているのが、僕たちが預金を預けている日本の銀行であるという現実。
僕たち自身が加害者であり被害者であるという複雑性、台風の襲来はそれがわかりやすく出現した象徴的な出来事だったと思う。

もう一つは、ラグビーのワールドカップ
国籍を超えた多様性を受け入れた、日本のチームが世界の舞台で活躍していた。
もっとも激しく、もっとも真摯なスポーツと言われるラグビーという舞台でぶつかりあう、創造的摩擦から生み出される感動。
外国人と融合した多様性の中に日本の「出現する未来」を見た。

バンカーは、この二つの出来事から何を感じ、どんな行動を選択するのか。
そんな問いが湧いてくる。


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