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保健室から vol.48「ひきこもり」

2月2日に配信。
この頃が新規感染者数のピークでした。
比べて、今ではずいぶん減ったけれど・・・

 
 
 
保健室から  vol.48
「ひきこもり」
 
新型コロナ感染症の大流行が続いています。
感染先行県の知見によると、
オミクロン株は、潜伏期間が短くなっているそうです。
感染したと思われる日の翌日にはもう発症した例もあるとか。
症状は風邪やインフルエンザに似ている。
7割程度は発熱症状があり、中には39℃以上の高熱がでることも。
 
また、アルファ株やデルタ株に感染した経験のある人もオミクロン株に罹っちゃうらしい。
ワクチンを打っていてもブレイクスルー感染が起きている。
オミクロン株がワクチン由来の抗体にうまくくっつかないことと、
二度目の接種から半年以上経って抗体そのものが減少していることも原因らしい。
 
重症化率が低いとよく言われますが、高齢者や基礎疾患がある人で、ワクチン未接種やワクチン接種から日が経っている方々の重症化率はデルタ株と変わらない。
それに死亡者数も増え始めた。
やはり「罹ってもたいしたことがない」病気なんて存在しない。
 
そして、まだまだわからないことではあるものの、後遺症についても報告されています。
まず、倦怠感。回復したはずなのにだるさが抜けない。
そしてブレイン・フォグと言われる症状。
集中しなきゃいけないのにできない。
まさに、脳に霧がかかって常にぼんやりしているような状態。
これらの症状は自律神経に何らかの障害が起こっているためと考えられています。
 
この原稿を書くにあたっていろいろとネット上の情報を眺めるんですが、
第6波に至ってなお、楽観論が散見されます。
「コロナは風邪」論のなんと多いことか!

かたや、ネット上では現場のお医者さんや感染経験者の方々が警鐘を鳴らされています。
彼らは決してコロナを軽くみてはいけないことを教えてくれる。
予防に優る対策はありません。
 
最近、描き上げた水彩画に押してみようと、我流で篆刻を始めました。
なかなか楽しい。
印ができれば押したいから絵を描く。
すると、また違った印を彫りたくなる。
お絵かきと篆刻で一日が過ぎて行く。
だから、外出が減った。
よかった、よかった。
 
 

 
 
ついこの間、新聞で見たんですが、
罹患した覚えがないのに後遺症らしき症状に悩まされている方が増えているとか。
 
なるほど、罹患したけれど無症状だからそのまま自然治癒してしまうケースは結構あるでしょうね。
 
で、無症状だからといって後遺症の魔の手から逃れられるわけではない。
ある日突然後遺症がやってくる・・・
 
実は新型コロナ感染症の症状そのものより、
後遺症のほうがしんどいうえに長期間続くというケースが多いらしい。
 
やっぱりまだまだ
うがい・手洗い・水分補給とマスク着用は続けなきゃ。

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