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私の好きなゲーム音楽 その57 2023後編

どうも、聚楽亭夷蝦(じゅらくていぞえ)です。

最初に言います。
ネタバレ多めに書きます

今回紹介するテーマは「2023年に出会った良い曲」です。
これは私が2023年に知った曲なので、
ゲームの発売は2023年じゃない場合があります。

良き出会いとゲーム音楽の作曲者さんに感謝を込めて、
紹介したいと思います。

原稿の時点で結構な数になったため、
3部に分けて紹介したいと思います。

Unwelcome School

収録作品:ブルーアーカイブ -Blue Archive-[iOS,And]
作・編曲者:ミツキヨ

Yostar社が送るシュミレーションRPG
ブルーアーカイブのギャグシナリオでのBGMです。

TikTokなどのショート動画でよく使われている
BGMでもあります。
というのもどうやらネットミームの一つとして拡散したようで、
ゲームは知らないけどBGMなら知っているといった人も多いです。

かくいう私もその一人でした。
最初にOSTあさっていた際に、この曲が流れたときは
「ブルアカの曲かい」と一人で突っ込んでいました。

ゲームとしてはRPGに属しますが、どちらかというと
アドベンチャーゲームに近く、かわいいキャラクターを
愛でながら進めていくゲームです。

その中でこの曲が流れるシーン等のはかなりそのキャラの内面を
表していることが多く、そのキャラが好きになる場面でもあります。

対クリスタラー戦(再戦)

収録作品:スーパーマリオRPG[SFC,NS]
編・作曲者:下村陽子

1996年に発売された、スーパーマリオRPGの裏ボス、
クリスタラーとの再選BGMです。

スーパーマリオRPGは「海外でも通用する優れたRPGを作りたい」と
いうコンセプトのもと、世界的なキャラクターをもつ任天堂と、
RPGのノウハウをもつスクウェアで共同開発されました。

作曲者である下村陽子氏いわく、なぜFFのバトル2が選ばれているのか
その答えがXで話されていました。

そんな理由かーいw

もともとはSFCということもあって音源の少なさから、
FFの音源を引用することができず、作曲から下村陽子氏が行っています

もともとのバトル2は植松伸夫氏が作曲、
初出はファイナルファンタジーIVになります。

アレンジの方向はゴリゴリのオーケストラ調。
どことなくKHのエッセンスを感じます。
そこは下村陽子氏らしいところだと思います。

Extras

収録作品:GUILTY GEAR -STRIVE-[PS4,PS5,PC,AC]
作曲者:石渡太輔
Vocal: Molly Daisy

GUILTYGEAR-STRIVE-のDLC追加キャラクター、
エルフェルトヴァレンタインのテーマ曲です。

ぶるらじで石渡太輔氏が言っていた
「エルフェルトがバントやるならゴリゴリのメタル」
が現実になりました(笑)

にしてもボーカル一人ってどういうことなんでしょうかね?
そうゆうことなんでしょうね。

前作ではキーとなるキャラクターであったためか
その役目を終えた彼女の人生はおまけ(Extras)で
あるということなのでしょう。

本ゲーム音楽では聞いたことのあるフレーズが流れます
わかりやすのだとMariah Carey氏の「All I Want for Christmas Is You」
何でクリスマスソング?って話ですが、
12/25がエルフェルトの誕生日なんですね。
こういったクリエイターの遊び心とか思いが感じられる
本ゲーム音楽に即落ちしてしまいました。

黒龍

収録作品:ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム[NS]
作・編曲者:不明

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム、
本作のラスボスの真の姿であり、最終決戦でのBGMです。

しょっぱなから聞きどころが多いです。
本ゲーム音楽はゲーム作品中の様々なBGMを引用しており、
その意味を考えると情緒を破壊しにかかってきます。

前回前ケ回とゼルダではイメージ楽器を使用している書きました。
でもここでメロディでも引用が行われており、
イントロのオーボエではゼルダの子守歌から引用がされています。

また、サックスと二胡でメインテーマが足されているパートでは、
イメージ楽器として考えると、二胡は白龍、サックスはリンクが
空にいるときのイメージになります。

つまり、このパートは白龍とリンクが、
ゲーム音楽ですら二人の共闘を表現しており、
もう芸術だな、としか感想が出てきません。

体力が少なくなると一気に転調が入り、
メインテーマだけになります。

これは前作のラスボス戦でも同じ構成になっており、
その後のとどめも同じ流れになります。

ゲームクリエイターとして
どんな作品が作りたかったのか。
どんな思いがあったのか、わかるような気がします。

ラストキャッチ

収録作品:ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム[NS]
作・編曲者:不明

やっぱこれもセットじゃないとね。

ゲームのエピローグで、手を取れなかったリングが
やっとここで手を取る。
もう流れがキレイで完璧です。

最後に

いかがだったでしょうか?
私の好きなゲーム音楽 2023年に出会った良い曲後編として、
今回は5曲紹介しました。

ゼルダ最高だった。
良き出会いの感謝を

以上です。

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