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276. 櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」個人的まとめ⑤

・・・続き


2022年11月9日



櫻坂46菅井友香としての最終日。

きっと昨日とは違う世界がそこには待っているんだろうな・・・

と思いながら東京ドームへ向かいました。


⑥東京ドーム公演2日目 まさかの復活




本編は昨日と変わらないセトリでした。


しかしアンコール。

思ってもいなかった衝撃波を食らうことになりました。


・欅坂46 OVERTURE


2日目は遠くから見ていたものの音の迫力が非常に伝わってきました。
OVERTUREが流れドーム全体に広がっていくような感覚。
俯瞰して見ることが出来ました。



曲の最後に欅坂46のロゴが表示されるとさあ一体何が来るのか???

と興奮は頂点に達しました。

私の中では「サイレントマジョリティー」かな?
と予測していました。
様々なバランスを考えてやれるギリギリのラインかな・・・と。

固唾を飲んで待っていると
そんなに間を開けることなくイントロが流れました。
私は思わず体を少しのけぞってしまいました。
「やりよった・・・」

それはもう聞けないかもしれないと思っていた
ライブ映像の世界でしか見たことがなかった
伝説の「魔曲」でした。


・「不協和音」


ステージの照明が付くとそこにはメンバーが座っていて
1人立ち上がり拳を前に出す。

聴き慣れたメロディと共に
ブルーの制服を捉えることが出来ました。

私自身せっかく会場に足を運んで来ているのだから
どれだけ遠くても肉眼でパフォーマンスを見ていたい!
という意固地なところがありなるべく会場のカメラ映像は見ないようにしていました。
そのおかげで誰が誰だかはっきりとは分からなかったのですが・・・笑
それでもいい。こんな瞬間肉眼で見て記憶しないともったいない!!!
と感じてひたすら遠くからパフォーマンスを生で観ていました。

間奏に入り叫び声のような声がかすかに聞こえ
曲は激しさを増していきます。

そしてついにあの瞬間を迎えます。



僕 は 嫌 だ ー ! ! !



過去のライブ映像で見た時よりも強く、重い菅井の叫びに感じました。

メンバーの髪型が荒れまくりながらも一気に駆け抜けていきます。
櫻坂の普段のパフォーマンスとは少し種類の違う重みだったり、怖さ、そして強さを感じました。

最後に菅井が笑顔だったのが印象的でした。
笑って終わるという印象が無かったためとても斬新に感じました。
不協和音という荒々しい楽曲を操られるのではなく最後まで操り切った。
そんな達成感だったのかもしれません。


曲が終わり場内がしばらく暗くなります。
拍手をしながらずっと放心状態でした。
いままでのライブでは、入り込みつつ冷静に見つつというスタイルで鑑賞していたのですが初めて冷静に見れない、入り込み100%という状況に陥りました。


しばらくすると明るくなり
先程とは打って変わって柔らかなイントロが流れ出します。


・「砂塵」


客前では披露されなかったかたわれ時ソングシリーズ(幻の9thシングル収録楽曲。勝手に呼んでるだけです)。

ゴールドの世界に包まれながらフライングする菅井
さわやかで解放感感じるパフォーマンスでした。


・菅井友香卒業セレモニー


過去のメンバーとの写真、そして密着映像が流れ
菅井の卒業メッセージになりました。

カンペなどを使わず
自分の言葉で最後まで伝えようとしている姿が非常に凛々しく、たくましく感じました。

メンバーからの言葉をもらっている時も泣きじゃくる姿はなく
とにかく笑顔で見守りながら話を聞いてたのが印象的でした。


・「その日まで」


メンバー一人一人と触れながら花道を進み
ステージがせりあがって最後のメッセージを残しました。


悲しいこともあったけど、さいっこうに、楽しかったです!


花道を走っていき最後はがんばりきポーズで去っていきました。


とにかく最後の最後まで笑顔だったな・・・という印象でした。
悲しさを感じさせない素晴らしいエンディングでした。


最後には新キャプテン松田からこれからの櫻坂の意気込みが話されました。

重いプレッシャーを感じ慎重に言葉を選んでいる印象がとても伝わってきました。
途中言葉が出なくなる瞬間もありましたがメンバーもファンも暖かく見守っていました。




本当に心温まる濃密な東京ドームだったなと思います。
菅井の温かみで全てが包み込まれた。
そんな素晴らしいライブでした。


続く・・・




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