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367. 櫻坂46の2023年



2023年12月31日。


櫻坂46紅白歌合戦に返り咲きました。


2023年の櫻坂46の振り返り、そして個人的に予測する展望を記したいと思います。



①新たなメンバーの加入


新たに三期生が11名加入しました。

加入前、「今の櫻坂を考えるに即戦力が必要だけどそんな集まるのかな・・・」と思っていましたが、見事に跳ね返されることになりました。

夏の近道」に始まり、「静寂の暴力」「マモリビト」・・・


先輩方が焦るほどの成長。


改めて櫻坂46の果てしない底力を感じました。


②ツアーが春に


ツアーが春に移動しました。


今回のメインどころは「桜月

柔和型ソングをラストに持ってくることで、今までの櫻坂のライブにはない幻想的でゆったりとしたエンディングとなりました。



柔らかく切なく、守屋にしか出せない美しい世界観。


激しく豪快に終わることが多いだけに、新たな櫻坂の面白さを知ることが出来ました。


③過去最大級の衝撃「Start over!」


今年一番衝撃波を食らったのは藤吉の表現が大爆発する「Start over!」でした。


藤吉のセンター曲がいつになるのか???とここ2年ぐらい思っていただけに、本当に待望の楽曲でした。


藤吉夏鈴×ナスカ内に秘めた感情の大爆発


櫻坂46、3年間の歴史の最高傑作だと私は思います。

それほど曲調と藤吉自身の表現、歌詞がマッチし各方面全てがMAXを叩き出している・・・


MV公開の日に
「1回聞いただけでこんなに大好きになる曲は初めてだ!!!」
と思ったのを今でも覚えています。


アイドルグループの中でも異端な雰囲気を醸し出している櫻坂46

その櫻坂46の中でも特に異端な雰囲気を醸し出している藤吉夏鈴


先人の欅坂の歴史を汲み、そして櫻坂三年間の歴史、感情の根幹としてステージに立っている。


・・・それぐらい温めに温めた藤吉夏鈴というパワー大爆発したと感じました。


櫻坂になりグループ全体のオーラが明るくなっていく中で、ドライで自然体で狂気的な要素というのは本当に大事なスパイスになると思います。


いずれ三期の村山にもこの異端児を受け継いでグループの無くしてはならないスパイスになっていって欲しいなと。


外からだとあまり分からない。
でも内には壮大な感情が眠っている。
それを明確な言葉ではなく、体を使って表現として大放出していく
・・・


私はこの世界感、雰囲気がドツボで心の奥底にビタっとハマります。
いわゆる波長が合うというやつ。


これからもこの表現は大事にしてほしいし、2024年以降も引き継いでいって欲しい櫻坂46のコアだと感じています。


④海外公演と「承認欲求」


夏にパリをでの公演に行き、その後マレーシア、フィリピンと3回の海外公演がありました。


丁度そのタイミングで超攻撃型の「承認欲求」が披露され、櫻坂のファーストインパクトとして使用されていきました。


昨年の終わりから「世界」という単語がTAKAHIRO先生やキャップ松田のコメントから増え始めていたので、本気かもな・・・と思っていました。

が、まさかこんなにも早く進んでいくとは思っていませんでした。


⑤バラエティでの活躍


23年は「サクラミーツ」も始まり「くりぃむナンタラ」での活躍、三期生メンバーの「ラヴィット!」出演があったりなど、バラエティのイメージもたくさん残りました。


こういった活躍は本当にギャップを広げる素晴らしい功績です。

少しづつ面白くなっていくメンバーを見ていて本当に楽しい1年でした。




⑥2023年 自分と櫻坂46


ライブを観に行く度にメンバーの人間らしさを感じ、近い世代の彼女たちと同じように自分の人生を成長させていきたい・・・!


そう本気で思える23年でした。


おかげで、人とどう上手く関わっていけるか?
どうしたら惑わされず自分を強く持って生きていけるのか?


そういったことを解決するための材料をたくさん櫻坂からもらうことが出来ました。

おかげでだいぶ精神的に成長できました。


新しいメンバーも入れば、卒業して出ていくメンバーもいる。
人生は諸行無常であり、ずっと同じ状況で進んでいくものはない。


立場や状況が違ったとしても、自分は自分なりの場所で櫻坂のように臨機応変に2024年も共に成長していきたいと思います。




⑦「櫻坂46」と「Sakurazaka46」


最後に、2023年海外公演が増えたからこそもしかしたら2024年以降こんなことが起きていくかもな・・・という個人的予測を記したいと思います。



一つ懸念していることは、これからグループは


櫻坂46」と「Sakurazaka46


に分かれていくかも・・・?
ということです。


2024年以降、もし2023年よりも海外公演の機会が増えていくのであれば、海外用のグループ作りが必要になるかもしれないなと。


もちろん今国内での「櫻坂46」の世界観がそのまま世界に広まるのが一番良いなとは思いますが、なかなかそんな簡単ではないと思います。


K-POPグループの全世界での活躍を見ていると、やはり世界で受けるパフォーマンス、楽曲の特徴というのがあります。

そしてその特徴というのは日本のオーソドックスなアイドル文化、アイドルの楽曲とは離れている部分があります。


つまり国内のファンに求められているスタイルと、海外のファンに求められているスタイルは違う・・・


フィリピンでの披露を見た外国人のコメント「子供っぽい・・・」

まさにその感じ方というのがそのスタイルの差を端的に表していると感じました。


いままでの国内向けの仕様・・・「櫻坂46
世界でのヒットを目指した海外向けの仕様・・・「Sakurazaka46



そういった使い分けというのがこれから重要になってくるかもな・・・と感じています。


今まで支えた国内のファンからしたら、「Sakurazaka46」は求めているものとは違う・・・

櫻坂46」が世界で頑張って欲しいのになんか今までとは違う・・・


そういうことも増えるかもしれません。


ですが本気で海外ヒットを目指す。
坂道グループが進んできたことない領域を目指す。

そのためにはしかたのないことだと私は感じています。


グループ全体が成長していく姿を私は見たいのであって、そのためには臨機応変に変えていくべきところは変えていくべきだと考えるからです。






2024年の最初には大功労者小林由依が卒業していく中で、どうまたグループは大きくなっていくのか?


一人一人の役割、得意分野がどう伸びていくのか?
その伸びた一つ一つがどうグループ全体に響いていくのか?


短くても密度の濃かった2023年。

そんな興奮を2024年も櫻坂46に期待したいと思います。


とにかく身も心も健康に成長していけるよう・・・

素晴らしいエンターテイメントを2024年も期待しています。


大興奮を1年間本当にありがとうございました!


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