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朝日が見える場所はどこだ?

宮古島を訪れた日の夜、翌朝は水平線から日が昇る瞬間を激写してやろうと、そのための場所をホテルでリサーチしていた。ブケファラスは特定の日付の特定の時刻に太陽がどの方角に昇るかを示せるので、翌日の日の出の時刻をセットし、宮古島の様々な地点をチェックしていった。良い場所は意外と限られていたが、ついに候補地が見つかった。

島の東側にある小さな漁港に行けば、ちょうど近くの岬をかすめるような視線方向に、朝日が昇る瞬間を見ることができそうである。

現地に行くと、実はそこには立派な防波堤があって、日の出の瞬間は見られないことがわかった。呆然と立ちすくむ私…と言いたいところだが、このときは恐怖心を感じるほどの強風で、立っているのも難しい状況だった。駐輪した愛車が何度も転倒し、ハンドルバーの先がボロボロになってしまった。

立派な防波堤

このときの残念な結果はさておき、太陽が昇る・沈む方角を示す機能は、写真撮影のプランニングに有益で、実際によく使う。

特定の時刻に太陽や月がどの方角のどの高度(見上げる角度の意味の高度)に見えるかがわかるのも便利だと思う。神社の参道の入り口に立ったとき、月が良い感じの位置に来る時刻を調べるときであるとか、お気に入りの夜桜ポイントの真上に月が来る時刻を調べるときであるとかに使っている。

「夜桜のゲート」と私が勝手に呼んでいる場所の真上に月

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