見出し画像

「社内に一人 グラフィッカー」そんな未来を夢見て

櫻田ラボ・グラレコ部の鈴木祥代です。

2019年4月13(土)、グラレコ部で「3stepで考えるグラフィッカーとしての未来像」というワークショップを行いました。ラボメンバーの協力をいただき、小野照崎神社さんで開催。学問・芸能のご利益がある神社ということもあり、ワークショップ企画には絶好の場所でした!

今回のテーマは「グラフィッカーの未来」。グラレコの実践者が増えてきて、イベントに呼んでいただいたり、SNSでシェアされたりする機会が増えたのは非常に喜ばしいことです。

その一方で、レコーディングの枠を超えたグラレコの可能性はまだまだ進化途上であると思っており、

・グラフィッカーとして自分たちは何ができるのか、問い直してみたい
・グラレコの価値を広めるために、どんなことをしていったらいいか

ぜそんなことを部内で考えてみたいと思い、企画しました。

メンバーの中心はグラレコ部員なので、顔なじみも多かったのですが、場をほぐすために「笑顔カード交換」ワークを実施しました。まずハガキサイズのカードに一人ひとり笑顔を書いていきます。書いた笑顔を共有し、どんな笑顔か、説明しながら自己紹介をしました。

参加者のその時の気持ちを確認できるだけでなく、笑顔という同じテーマでも色々な捉え方、表現の仕方があるのがわかります。何より、描いている人も笑顔になるのが素晴らしいワークですね。

人数が多い場合は、自分の持っている笑顔カードを交換しながら、その場の人と自己紹介をしていくような使い方もあるそうです。

ペアグラレコにアートセラピーetc…グラッフィカーの可能性

次は2チームに分かれて、グラレコの現在と未来を語り合います。

グラフィッカーとして、

・できること、できないこと
・やりたいこと
・もっと改善したいこと
・グラレコで解決したい問題

を考えてみました。

各々できるだけたくさんのアイディアをポストイットに書き出した後、チーム内で共有し、ブレストしていきます。できること、できないこと、改善したいことは共通の項目が多かったです。

議論の可視化や構造化、場を和ませる、ファシリテーション…といった、一般的なグラレコの役割はできても、ビジュアルボキャブラリーをもっと増やしたい、スピードを上げたい、絵や喋りをうまくしたいなど、スキル面でもまだまだ練習したいという声が挙がりました。

やってみたいことや、解決したい課題については、参加者それぞれの個性が光る回答に。ファシリテーターと組もう、ペアグラレコをやろうといった明日からできそうなものから、アートセラピーやSTEAM教育、デザインシンキングに生かしていこうという長期的な視点のものまで、様々なアイディアが飛び交いました。

実は、今月末に開催する『スナック・グラレコ』もここから生まれた企画です❤


「社内に一人 グラフィッカー」

最後は、2グループで出たものを共有し、一枚の大きな模造紙にグラレコの新しい未来を描いていくワーク。ゲストグラフィッカーとして、ラボメンバーのお子さんがタイトルや可愛いイラストを書いてくれました。
小学生にしてこの画力…!!!


グラレコを生かしていく場として「ビジネス」と「教育」の2軸を考え、それぞれ将来的にどうなっていくかを語り合いました。

私たちがあげたキーワードは「社内に一人 グラフィッカー」。そんな時代で活躍できることを目指して、私たち実践者が、一回一回の場を大切にしていきたいと思った1日でした。


櫻田潤の「ビジュアルシンキング」ラボ
グラレコ部やスケッチノート部など部活動も盛んになってきた櫻田ラボ。現在は満員ですが、月初に空きが出ることがありますので気になった方はチェックしてみてくださいね。

お問い合わせ:junsakurada.salon@gmail.com

◇ ◇ ◇

テキスト:鈴木 祥代
編集:石川 遼
写真:守隨 佑果 鈴木 祥代


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?