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明日から何する?→ディファレントになろう

櫻田ラボの第17回オフ会が7月24日(水)に行われました。今回は「2019年前半の振り返り」と「明日から何する?」をテーマにワークしました。

2019年もすでに7ヶ月以上が経ちました。年始にサロンからラボに名前を変えてからも半年以上。櫻田さんの中でも「やれたこと」と「やれなかったこと」が明確になってきたといいます。今回は、サロンメンバーも「やれたこと」「やれていないこと」についてじっくり考える会となりました。

今回は、櫻田さんの2019年前半の振り返りの様子をずらーっと紹介していきます。

「仕込み」だった2019年の前半

櫻田さんが2019年前半にできたことといえば、

・自分のサイトを作り直して、「ビジュアルシンキング」として再開した
・ブログを再開した
・スケッチノートが書けるようになった
・漫画を書き始めた

などなど。

活動コンセプトをあらためて考え、コミュニティをアップデートさせ、スケッチノートや漫画などのアウトプットの引き出しが増えたといいます。

これらをまとめて定義すると、

最終的にアウトプットにつながることが大事だと櫻田さんは常々言っていますが、その言葉通りに2019年前半には新たなアウトプットを生み出すことができたようです。

以前には、こんなつぶやきも。

(「イベントに行った」だけでは「やれたこと」にはならないそうです)

その一方で、モーショングラフィックや3Dプリンタ、新しいグッズを作るなど、できないままのことも多くありました。

・モーショングラフィック
・3Dプリント
・グッズ追加やZINE
・ツール・素材の提供
・デイリーの発信
・プロモーション準備

それをまとめると、

こんな感じに。

こうして振り返って、一言にぎゅっとまとめると、櫻田さんの2019年前半は「仕込み」と表現しました。

メンバーもそれぞれに自分の2019年前半を一言にまとめ、ビジュアルで表現するところまで黙々とこなしていきます。ワーク中は私語厳禁(!?)なので、無音の時間がただただ流れていきます。

「明日から何する?」

「やれたこと」「やれていないこと」を振り返った後は、それをもとに2019年後半に何をするのかを考えていきます。

櫻田さんは2019年前半の成長を「木」にたとえています。「仕込み」とはつまり撒いた種が芽を出したということ。その先にで起きることは何か。それが「収穫と流通」となります。(こういうメタファーを持つことも大切とお話がありました...!)

芽が伸びて、木になり、そして実がなる。それを収穫して出荷する。つまり、自分のアウトプットを形にして、世に広めていくこと。そのために明日からを何するのか考えます。

櫻田さん自身は、一番注力すべきことに「世界観の強化」を挙げています。

コルクの佐渡島庸平さんからも「SNSで大事なのは世界観を作り上げること」と言われたという櫻田さんは、世界観を強化する上で『カテゴリーキング』という本の「ベターではなくディファレントになる」という考え方を大切にしているそうです。


たとえば、Netflixは従来のDVDレンタルやストリーミングサービスからより良くなっただけではなく、オリジナルコンテンツも持ったディファレントな存在になりました。つまり、世界観というのはオリジナルじゃないと意味がないといえます。

『独自性の発見』に出てくる「同じレースで早く走るのか 違うレースを選ぶのか」という考え方も櫻田さんの活動に当てはまります。

櫻田さんは、自身の「インフォグラフィック・エディター」の肩書きや、「ビジュアルシンキング」の分野で他の人とは違うレースを走る「ディファレント」になっています。一方で、最近新しく始めた「漫画」の分野ではどうやって違いを作るのかを考えているそうです。

そこでたどり着いたのが、漫画をインフォグラフィック・エディターやビジュアルシンキングの文脈に落とし込むこと。何かと何かを掛け算して、既存のものとは違うもの(肩書き、職種のようなもの)を生み出し、グーグルの検索で一番上に出てくるようなったら、それが「ディファレント」であり、その人の「世界観」を表すものになりそうですね。

あなたは、どんな「ディファレント」になれそうですか? ゆっくり内省の時間をとって、考えてみてはいかがでしょう。

櫻田潤の「ビジュアルシンキングラボ」では、毎回オフ会でこんなワークをやっています。今は若干名の空きもあるので、気になった方はチェックしてみてください。

お問い合わせ:junsakurada.salon@gmail.com

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テキスト:石川 遼
写真:池田 実加

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