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DTMerは孤独なのか?【孤独を感じたときの対処法】

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

今回のテーマは、DTMと孤独について。

「DTMer」と検索をすると、関連キーワードに「孤独」と出てくることがあります。

それだけ孤独を感じているDTMerが多いということなのでしょう。というわけで、DTMと孤独に関する私なりの考えを書きました。

ブログから記事を引っ越しました。

DTMの基本は1人でPCに向き合う

DTMによる作曲活動をしていると、基本的には自宅などで1人でPCに向かって作業をしている時間が大半になると思います。

良くも悪くも、DTMとはそういうものだと思います。

それってイコール孤独なの?

という話。

私の場合ですが、本職でIT系のエンジニアをしており、仕事中も基本的にPCに向かっている時間が大半です。

個人的にはもはやそれが当たり前になってしまっているので特に何とも思いませんが、慣れない人にとってはこの辺りが孤独に感じる要因となり得るかも知れないですね。

ただ、作業に集中できていれば、少なくともその時間は孤独感を感じることなどないのではないかと思います。

DTMの先に見据えるものにもよる

DTMを通して何がしたいのか。何を実現したいのか。その先に見据えるものは何なのか。

少し話が飛躍したように感じられるかも知れませんが、見据えているものによっても心の持ちようが変わってくる可能性があります。

例えばバンド活動が根本にあって、そのデモ制作用にDTMを用いているのであれば孤独が気になることは無いのではないかと思います。

気になるとすれば、自己完結型の活動ではないでしょうか

自己完結型の活動の場合

作曲オンリーの1人バンドやニコニコ動画などを中心に活動するボカロPなど、活動自体が自己完結する活動形態であれば、それを通して関わる相手がいなくても1人で活動が成立します。

逆に、そういった活動を通して繋がりを作るのは結構難しいです。

例えば、関わる人が居ない状態でSNSなどをやっていると……

反響が思うように得られなくて病みがちになったりなど、孤独感を増強させる要因にはなり得ますよね。

自己完結型の活動は、作曲云々よりもこの辺りが難しいと思います。

他者とリアルでの絡みがある活動の場合

これは、前述したバンド活動が根本にある場合などです。

例えば、DTMで作った曲をバンドで演奏する、バンド用のデモ曲をDTMで作る。バンドでなくても、作った曲を持ち込んでライブイベントに出演する、DJを行うなど、外に向けたDTM活動もあります。

このような場合は、何かしら他者とリアルでの関わりが発生しますよね。

バンドならメンバー然り、イベントに出演すれば仮に1人でも、ブッカーさんや箱のスタッフさん、他の出演者やお客さんなどとの関わりが何かしらあるでしょう。

そういった活動で良い関係が築けてくると、孤独感を感じることは少ないと思いますし、活動自体も楽しくなってくると思います。

※こういった活動が煩わしくてDTMに落ち着く人もいると思いますが、そういうタイプの人はきっと孤独感とは無縁のはず

その他、趣味の合うパートナーが居たりなど、近くに理解者がいると良いですよね。

結論

DTMそのものが孤独というわけではないと思います。

PCに向き合って作業することには慣れるしかないですし、これってイマドキ別にDTMに限った話ではないですよね。陽キャ全開のYoutuberだって動画編集で長時間PCに向き合うことは普通にあり得る時代です。

あとはDTMを通じた活動次第。

仲間との活動のための手段としてのDTMなら孤独とは無縁でしょう。

1人で完結する活動でかつ特にファンも居ない状態…これは確かに孤独感との戦いになる可能性はあります。しかしこれも別にDTMそのものが原因ではないでしょう。DTMはあくまで手段で、原因は別の所にあるはずです。

もし孤独を感じる場合は

とはいっても、孤独を感じる時は感じるんだよ、という場合もありますよね。

正直、孤独を感じるということは、作業や活動に集中できていない証拠でもあると思います。

ぶっちゃけそのような状態の時に良い作品が作れるとも思えません。

もし孤独を感じて気分が乗らなければ、思い切って一度DTMから離れた方が良いかも知れません。

外に出て、友人に会ったり、ライブに行ったり、クラブやバーに行ったり、映画を見たり…などして、活力を養いましょう。そしてまた何かやりたくなったらやれば良いでしょう。

DTMを通じて招いた孤独の対処法としては、これがベストかなと思います。

これは私の持論になりますが、クリエイティブは、心身が健康かつ余裕ある状態の時に最も高まります。

孤独が解消できてから、またDTMを再開することをおすすめします。

少なくとも、趣味の範囲であれば、それが健全な取り組み方だといえるでしょう。


今回は以上です。読んで頂きありがとうございました。

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