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4ヶ月目の近況報告~諸々の調整が難しすぎる件~

こんにちは、プリンセスです🙌

活動は少しずつ進んでいるものの、身の回りのこともちょっとずつ落ち着いてほしい!

と思っているのだけど、それがなかなか進まないw

ちょっとフラストレーションが溜まってきたので、愚痴も含まれていますが、悪しからず🥺


そもそも”身の回りのこと”って?

ですよねーですよねー

身の回りのことってなんやねん!って感じですよね。

簡単に言うと、

  1. 住居の準備

  2. 事務所の準備

  3. 銀行での取引等の整理

  4. 現地で必要なIDなどの準備・申請

などなど。

1.住居の準備

もちろん以前のプロジェクトと同じプロジェクトサイトだった場合、住居等は引き継げることが多いですが、今回は初めから探し始めないといけないパターンでした。

実は1月から私の住居の候補は見つかっていたのですが、
やはりインフラの設置状況や安全対策は大事な部分で、
実際見てみないとなんとも言えないよね、
ということで、私がガーナに渡航してから内見&準備を行うことに。

私が担当しているプロジェクトはJI●Aと契約してるものなので、
安全対策に関しては、JI●Aの指示にも従う必要があるのだけど、これがなかなか難しい。

いろんな要求や条件を付けてくるけど、
じゃあそれを満たすための資金をサポートしてくれるのかと言うとそうでもないし、

ホテルに住むのと住居を賃貸契約するのは、現地にいても違う扱いになって、それが我々が受け取ることができる資金の金額にも影響したりして、

交渉というか、確認というか、やり取りが難しい…。

JI●Aとの契約という時点で、日本国民の税金を使ってのプロジェクトであることは重々承知しているけれど、

JI●Aで雇用されている人たちの給料だって、そこから来ているわけで、

JI●Aの人はポジションによるけど、フライトもビジネスクラス使っちゃったりしてるけどw、
我々の活動に必要な資金はすごく制限されていて、
なんでNGOはこんなに制約を受けないといけないんだろう?
と思ってしまうことも多々。

JI●Aの方々、関係者の方々、愚痴ってごめんなさいww

でも、実際プロジェクトをimplementする団体が直面する現実や、
現地の状況のことももっと理解してほしいと思ってしまう。

2.事務所の準備

これも上の住居と似たようなもの。

そして、何かを建てつけてほしい、と頼むごとに見積りを取らないといけないことも本当に手間!

我々の団体のガーナオフィスのスタッフが取ってきてくれるのだけど、
これは誰に問題があるというわけではなく、
本当にすべてのプロセスを行うのに時間がかかるのは事実。

見積りを取って、
業者を選定して、
工事を始めてもらっても、

「今週末にはできるから」と言われて、その週明けに様子を見に行くも、
まだできあがってなくて、

「来週にはできるから」
と言われるのがオチ。

私もこういう場面は初めてではないし、
いつもは「やっぱり(またか)」とやり過ごせるけど、

少しストレスが溜まってきたりすると、
イライラしてしまうこともある。笑

3.銀行での取引を行うための準備

cashbook(小切手帳のようなもの)を扱うなんてベナンぶり!

というのは置いといて、

今回のプロジェクト、私も経理的なことをやらなければならず、
しかもその範囲は思っていたより広いw←いや全然笑えないのだけどw

プロジェクトのためのお金の管理で、銀行とやり取りすることも多く、
そのため私に与えられている権限も(これも思っていたより)重く、
よって、そういう権限をもらうためにいろいろなプロセスや準備が必要となります。

口座の開設などは、現地スタッフの経理のプロがやってくれたのですが、
それ以外のことは私も一緒に準備していっています。

今まで経理的なことは一切ふれたことがないので、日本語でも説明されてもよくわからないのに、英語で説明されると本当に地獄…

諦めずにガンバリマス。

4.現地で必要なIDなどの準備・申請

これは、主に

  • Residence Permit

  • ECOWAS Card

のこと。

Residence Permitはその国の国籍を保持していない人が一定期間、明確な目的をもって居住する際に必要な証明書。

現在申請のために在日本大使館からのレター待ちですが、
このレターを受け取った後に、パスポートを2~3ヶ月預ける必要が出てくるそうです。

日本に一時帰国する前には申請されてパスポートも返却してもらえることを祈るばかり…笑

ECOWAS Cardはガーナでは通称ガーナカードと言われるもので、パスポートを同じくらいの効力を持つ(とのうわさ)。

私も銀行の取引上、必要になるので早く申請したいのだけど、ある程度権力を持った人と一緒に行く必要があるだろう、ということで、その人の都合の良い日を待っている、という状態。笑

個人的には、ECOWAS Cardを早く持ちたい!

ECOWAS Card持ってるECOWAS以外の国籍保持者の外国人ってちょっとカッコよくないですか⁉🤣

https://nia.gov.gh/register-at-home/

トリッキー!ビザの期限に注意!

私はガーナに渡航する際に、自分の所属している団体を通して、旅行会社にビザの発給をお願いしました。

それは90日間有効と書いてあるのだけど、
入国した際に押されるスタンプには、60日間の滞在が有効と書いてあり

このスタンプに書かれている数字も、友だちに言ってもらわなかった絶対見落としていたw

で、どっちを信じればええねん!?
と聞きに、Immigration Officeへ。

Immigration Officeで聞くも、最初は人によって意見が分かれ、15分くらい目の前で現地語のディスカッションが行われるのを眺めていましたww

そして、結局スタンプの方が強いことが判明。笑

90日間分のビザ代、(私の所属団体が)払ったのにな~~

どれだけ(月数)延長したいかによっても金額は変わりそうですが、
私の場合は、2ヶ月延長で100セディ(約1,100円)でした。

更新・延長のために私が提出を求められたものは、以下の通り。

  • パスポート

  • パスポートサイズの写真一枚

  • 何日まで延長が必要なのかの証明書類(復路のフライトの予約書を見せました)

でも、私の友人は、これに加えて、

  • ガーナでの受け入れ先からのレター

も求められたそう。

ビザの種類によっても、必要書類が異なる可能性もあるので、とりあえず

パスポートに押されたスタンプの上に記載された数字を必ずチェックして、
延長が必要な場合は、今後どういう手続きが早めにImmigration Officeに行って確認することをおすすめします。

ちなみに、Immigration Officeはどこの郡でもあるはずなので(だけど私のプロジェクトサイトの郡には無い😂)、
わざわざ首都に行く必要はありません。

ちなみにちなみに、私は、パスポートサイズの写真を最初は2枚要求されて、
「2枚も何に使うねん!?」って聞いたら、

「じゃあ一枚で良いよ」と言われました🤣笑

人によって言うことが違うのはあるあるなので笑、
説明を受けた際は、名前とか聞いておくように心がけると良いかもです。

でも自分がここにいるのは現地の人々のサポートのおかげ

ほんまにすべてがpetit à petitです。

が、周りの人たちが私のことをサポートしてくれようとしているのもすごく伝わってきて、感謝する瞬間もとても多いことも事実。

アフリカの国で働いている、と言うと、
途上国(という言葉は基本的に私は使いませんが)の成長・発展を手助けしてるのね~~
と思われがちですが、すべてがそういうわけではないとつくづく思う。

現地の人々のサポートがなければ、私が住むことも、私が仕事することも、もっと大変だろうなと思う。

今回担当しているプロジェクトが少しでも現地でなにかしら意味の持つものになってくれることを祈るばかり。

Bonne soirée☆

記事を読んでいただきありがとうございます✨いただいたサポートは今後の語学学習と図書の購入に使用させていただきます。