ゾーン・ディフェンスをマンツーマン・ディフェンス的なアプローチで見てしまっている、という事によって起こる間違い。

サッカーの分析でよくあるのが、まずこの選手が相手のここにプレスかけて~、そして、この選手はここへ~、この選手はここへ~、というような解説の仕方だったりとか、攻撃に関しても、まずはこの選手からパスが配給されて~、次の選手はこうで~、その次の選手はこうで~、というような解説の仕方であると思うのだが、正直、それが間違いの元であると思う。コパ・アメリカのチリ戦とウルグアイ戦についての分析が、その典型的な例だと思うのだが、簡単に言えばそれは、ゾーン・ディフェンスをマンツーマン・ディフェンス的なアプローチで見てしまっている、という事によって起こる間違い。

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