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【R3.3】うろ覚えで、今月noteに書いた文章を解説してみる。

集計期間:2021.3.1~2021.3.31
(最終集計時刻:2021/3/31 03:36)

今月も自分がnoteに書いた文章(4本)を、「あとがき」風に振り返ってみようと思います。
長くなるかもしれませんが、お付き合いいただけるとうれしいです。

【なぜ『鬼滅の刃』は幼い子供にまでウケているのか、考察してみた】

『鬼滅の刃』が未就学児や小学校低学年にまでウケている理由について、私なりに考察した文章です。

「たんじろうアンパンマン説」という新説を提唱してみましたが、他にも理由は考えられます。
例えば、戦隊物(特撮ドラマ)の影響で、色分けされたキャラクターがチャンバラをしているのは、幼い子供にも親しみやすいのではないかと思います。

映画のレーティングはPG-12、R-15、R-18であることを考えると、原作どおりのストーリーで劇場版アニメが再び制作されるとすれば、今回の無限列車編と同じくPG-12かなと思います。

「表現の自由」を守るため、映画のレーティングは伝統的に緩いです。映画では暴力も表現できるようにしないと、戦争や紛争、虐待やいじめ等、社会へのメッセージを訴えかける映画(社会派映画)を制作できなくなってしまうおそれ(萎縮効果)があるからです。
一方で、ゲームのレーティング(CERO)は、全年齢、12才以上、15才以上、17才以上、18才以上で区分されているため、映画に比べると表現規制が厳しいです。
ゲームの暴力表現が厳しく規制されているのは、最大のゲーム市場であるアメリカが銃社会であることも一因かと思います。

31日現在、ビュー数は143、スキ数は5です。
テレビアニメ2期(遊郭編)が楽しみです。遊郭編も、ニコ動画のコメント付きで視聴できたら良いなと思います(コメントで作画や演出の良さに気づけることがあるので)。


【「孫子の兵法」から学ぶ 就活における『自己分析』の重要性 ~ 彼を知り己を知れば百戦殆うからず ~】

3月は就活が本格的になり、就活生には忙しい時期です。今から就活の準備をしようと考えている方または就活が迷走気味になっている方の助けになるかなと思い、「自己分析」に関する文章を書いてみました。

なお、見出し画像は以前に撮った「滝」にしました。「孫子の兵法」が時代を超え読み継がれる「悠久」なイメージに合わせたものです。面接で大事な「落ち着き」と「自信」のイメージでもあります。


私は小学生の頃から「三國志」のテレビゲームをやっていました。その影響で、中学生の時から「孫子の兵法」の簡単な解説本を読んでいました。
「孫子の兵法」は「三國志」のゲームの中で「知力」を最も上昇させるアイテムであり、「三国志」の「諸葛亮(孔明)」や「封神演義」の「太公望」への憧れから、興味があったため読みました。
大学受験では自分で「戦略」を立てて受験勉強しましたが、「戦略」を立てるに当たって「孫子の兵法」は参考になりました。
大学生の時に読んだ就活本で「自己分析」と「企業研究」を知り、「孫子の兵法」の「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の発想そのものだなと思いました。

文章に書きませんでしたが、「孫子の兵法」の極意は「戦わずにして勝つ」ことなので、一番良いのは就活にあまり時間とお金をかけずに内定を得ることです。
家業を継いだり、自分をよく知る人が経営する会社に雇ってもらったり、理系なら研究室の教授推薦で内定を得るのが最良かもしれません(私は利用しませんでしたが、大学受験でも特に志望校がなければ「指定校推薦」が最良かもしれません)。
就活で著しく消耗しないために、使えるコネ(ご縁)は活用すべきです。自営業なら仕事はコネでとるのがほとんどなので、恥じるものではありません。
「孫子の兵法」にあるように戦争が長引くのは最悪です。長期戦を避けるために、短期間で内定が得られるスケジュール感での「戦略」が就活には必要です。

31日現在、ビュー数は190、スキ数は26です。
私が現在までに書いた文章の中で一番スキ数が高いです。ありがとうございます。


【デレマス2期のアニメ構成を考えてみた】

アイドルマスターシンデレラガールズ(デレマス)はすでにテレビアニメ化されていて、「島村卯月」「渋谷凛」「本田未央」がアイドルとして成長する物語が2クールをかけて描かれました。

私はデレマスのテレビアニメ2期が作られてほしいですが、「何を見たいか」「誰を主役にするか」という問題があります。

私は、「辻野あかり」がスカウトされて山形から上京し、なりゆきで「#ユニット名募集中」が結成されてセンターになり、アイドルとして活躍する話をコミカルに描いたアニメが見たいです。

しかし、「辻野あかり」は190人いるアイドルの中の1人にすぎず、デレマスのアニメ2期で主役になるための「権利」を持っていません。

「権利」があるのは、1期の主役である「島村卯月」「渋谷凛」「本田未央」の3人ですが、デビュー等の一番面白い部分はすでにアニメ化されています。

そうなると、新作アニメに合わせて、完全に新規のアイドルを登場させて主役にするという考えも出てきます。公平ですが、現在までデレマスを支えてきた既存の190人を差し置いて新規アイドルを主役にするのは反感を招くと思われるため、得策ではありません(シャニマスをアニメ化したほうがいいと思います)。

このように考えていくと、デレマスのアニメ2期は絶望的です。普通のやり方では、支持を集める形でのアニメ2期の制作は難しいように思えます。

そこで思いついたのは、テレビアニメで主役となるユニットを決める「ユニット総選挙」の実施です。
アイドル個人ではなく、ユニットに焦点を当てることで、アニメ1期との差別化をはかります。
「シンデレラガール総選挙」とは別に選挙を実施することで、アニメ制作費を確保し、主役となるユニットの正当性も担保します。主役ユニットを4つ(複数)にすることは、選挙を盛り上げるとともに、リスクヘッジにもなります。
また、アニメ放映前の段階で、大きな話題性も提供できます。メディアミックスに当たっても、各ユニットの個性に合った掲載紙にマンガを載せてジャックすることで話題になると思います。
好評なら次(3期)につなげられる可能性もあります。
主役になれなかったゲストユニットだけでなく、話数を6話に絞ることで2期に出た主役ユニットをもっと見たいといった層をゲームに呼び込めると思います。

こういった考えを前提に、デレマスの「アニメ構成」を妄想し、文章にしました。

「U149」などサイコミで連載中のマンガを原作としてアニメ化する方法もあるなと、文章を公開した後で気づきました。
1期のような先の読めないオリジナルアニメで2期が制作されることを念頭にこの文章を書きました。


31日現在、ビュー数は187、スキ数は4です。
デレマスは10年目のコンテンツなので、今さらアニメ2期を制作するメリットがないのかもしれません。
ただ、話題性の少ないコンテンツはオワコンに近づきます。新規ユーザーが加入せず、既存ユーザーの流出が多いネットゲームは「過疎」になり衰退します。
アニメ化は、話題性をもたらし、既存ファンの満足度を上げるとともに、新規ファンを得ることで、コンテンツを盛り上げるための強力な手段だと思います。
地方を盛り上げるには「よそ者」「若者」「バカ者」が必要と一般的に言われますが、コンテンツにも当てはまると思います。

【4/2追記】
エイプリルフール企画で、「デレステ」にクイズゲーム(オンライン対戦)、「ミリマス」には格闘ゲーム(バンナムの版権物の「鉄拳」モチーフ)といった、ミニゲームが実装されました。
「蛇足」の文章で、ゲームアプリと据え置きゲームの差別化として、多種類のミニゲームを詰め込んだ「バラエティーゲーム」を据え置き機で出してはどうかと書きました。パッケージによる売り切りでないと開発費を回収できず、課金要素が必要となるアプリでは出せず、差別化できると考えたからです。
ゲームアプリでも本編とは違うミニゲーム(課金要素なし)を実装できるとは思いませんでした。
「サクラ大戦」というテレビゲームには、本編のストーリーとは別に「花札」のミニゲームがあり、私は結構遊びました(「サクラ大戦」のおかげで「こいこい(花札)」の遊び方を知りました)。
「サクラ大戦3」では、ヒロイン5名ごとにミニゲームが用意されていて、本編のストーリーを進めると開放される仕様でした。他にも「光武ナックル」と「カジノ」がミニゲームにあり、「サクラ大戦3」開発者のサービス精神の高さには驚かされました。
一方で、「サクラ大戦オンライン」という「バラエティーゲーム」もありましたが、ミニゲームは「麻雀」等の4種類で少なく、本編となるストーリーもなかったため、「サクラ大戦」シリーズの中では格落ち感がありました(「サクラ大戦3」には「こいこい」がなかったので、個人的には巴里のヒロインと「こいこい」ができて嬉しかったです。当時では珍しいオンライン対戦機能がウリでした)。
PS4で発売を予定する「アイドルマスタースターリットシーズン」でも、本編とは別に、おまけのミニゲームでもあればいいなと思います(開発者によるサービス精神だと思うので、過度な期待はしませんが、あれば嬉しい要素です)。


【今月の書評(「よつばと!15巻」と「月ノさんのノート」を読んで)】

1本の読書感想文ではなく、「よつばと!」と「月ノ美兎」に分けて、2本の紹介文を書いてもよかったかなと思いました。
ただ、一緒の文章に書いている中で、「よつば」にはYouTuberの才能があることに気づけました。

ともにKADOKAWAの書籍です。
「よつばと!」のアニメ化希望で「たつき監督」の名前を出したことに他意はありません。なお、週に一回だけ食べられるカップラーメンに喜んでいた描写があったので、「よつば」が「どん兵衛」を食べていてもおかしくはありません。

私にとってVTuberは、見た目がアニメキャラなので、普通のYouTuberと比べると配信の視聴を始めるハードルが低いです。
ただ、VTuberは「中の人」と一体化しており、この一体化がアニメキャラと明確に違う点だと思います。
VTuberの場合、「中の人」が変わるとそのVTuber(コンテンツ)は死にます。
アニメキャラでも「中の人」(声優さん)が変わることはあり、既存ファンの中には違和感を覚えて離れる人もいます。しかし、声優交代だけでは、そのアニメキャラ(コンテンツ)自体が死ぬことはありません。「声がわり」という扱いがされ、最終的に受け入れられる場合もあります。
一方、VTuberは中の人の「人格」が反映されるため、器は同じでも中身が全く違うことになってしまいます。「人格」が変わってしまうことは、話芸やリアクション、ゲームスキル等で人気を獲得するVTuberにとって致命的です(キズナアイやゲーム部における騒動を見たら、特にそう思います)。
見た目はアニメやゲームのキャラクターですが、在り方が違うと思います。

VTuberは「中の人」が「魂(たましい)」と言われることがあります。「中の人」が配信中にトイレや物を取りに行ったりして、「魂」が抜けたかのような状態で(脱け殻のように)VTuberがじっとしているのを表現したもので、上手い表現だと思います。
台本やディレクション等がないVTuberにとっては、「中の人」はそのVTuberの「魂」だと思います。
なお、アニメやゲームのキャラクターがVTuberになっている例もあります。そのため、上記の考察が全てのVTuberに当てはまるとは言えません。
ニコ生はあまり見ませんが、VTuberが流行り出した頃に、「みゅみゅ教授」のニコ生を視聴していました。世の中にはこんなすごい技術を趣味で作る人がいるんだと思いました(当時は本業ではなく「才能の無駄づかい」に見えました)。
中身はおっさん(ゲーム会社の技術者)です。本人が包み隠さずそう言っており、当時はあくまで技術者の趣味が高じて実験的に配信していました。
もっとも、容姿が美少女でボイスチェンジャーを使ってノリノリに歌って踊っていたので、技術の解説は分かりませんでしたが、楽しく視聴できました。
会社に見つかり、ブームでVTuberが急増し、dwangoも絡んで本業になりました(「バーチャルキャスト」という会社の技術部門のトップになりました)。「みゅみゅ教授」が開発した技術は、色々なVTuberが集まった3D配信やライブ配信で現在も使われています。
「ねこます」さんもですが、個人VTuberの黎明期は、本来は裏方である技術者の方が、趣味で作った3D技術を実験的に、美少女の身形をして動画配信していたイメージです。「ねこます」さんはかわいい見た目でボイスチェンジャーを使わず、就職が決まらないためコンビニバイトの話をしている「哀愁」が好きでした。

あと「天才」と「凡人」の二元論で書きましたが、私は才能を拾いやすくするために「天才」のハードルを低く設定しています。
私がVTuberになって頑張っても、チャンネル登録者数はせいぜい数十だと思います。
「月ノ美兎」はVTuberブームが起きて間もない2018年2月にデビューしました。その頃「にじさんじ」のブランドやノウハウは確立されていませんでした。
しかし、同年3月に「月ノ美兎」は当時のVTuber最速で登録者10万人を達成し、現在もチャンネル登録者数を70万人に伸ばしています。
「月ノ美兎」はVTuberというジャンルにおいて「天才」だと思います。「わたくしで隠さなきゃ」のセンスで、VTuber(「にじさんじ」だとバーチャルライバー)を使いこなしている感があって「この子すごいな」と当時思いました。


31日現在、ビュー数は281、スキ数は12です。
今月に書いた文章の中では一番ビュー数が高いです。
マガジンに登録していただいたおかげだと思います。特に、サイスさん(「月ノさんのノート」の編集の方)のマガジンに登録されてから、ビュー数が伸びたと思います。ありがとうございました。

「よつばと!」に関する文章が少なくなりましたが、3年ぶりの新巻が出るのを知った時は喜びました。
長らく出なかったマンガの新巻が出る場合、前の巻を読み直したりすることがありますが、「よつばと!」はその必要がありません。また、どの巻からでも読めるのが魅力です。
この気軽さがYouTuberの配信みたいです。「よつばYouTuber説」を提唱するつもりはありません。


まとめ

今月書いた文章は、以上の4本です。
今月の全体ビュー数は1133、スキ数は53です。
また、全期間(2021.1.31~2021.3.31。記事15本)での全体ビュー数は3640、スキ数は93です。
来月も何か思いつくことがあれば、noteに文章を書こうと思います。

先月の「書評」にコメントをいただきましたが、noteプレミアムでないため見ることができていません。
観念自在(Logical Thinking)さん、申し訳ありません(コメントありがとうございました)。

うろ覚えでの解説ですが、長くなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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