シマミノ・ヌーヴォー

ボージョレ・ヌーヴォーとは、毎年解禁日近くになると、大袈裟なキャッチコピーが巷に出回る事に定評のあるワインである。
今年は「まるで摘みたての赤い果実をそのまま口にほおばったようなフレッシュな味わい」だそうである。
もちろんフランス人の味に対する感性は日本人のそれとは違うし、言葉も異なる。
ではどうやってキャッチコピーをつけるのか?

11月初旬の夜、東京攻ゲイ大学の地下実験場に密かに試飲用のボージョレが届いた。
顔面をフランスパンに改造した島谷はそれを受け取って実験場に入ると、こんにゃくゼリーにまみれてゆったりと寛いでいる美濃津に跪いて、ワインを渡す。
美濃津はコルクを抜くと、おもむろに全裸で床に横たわり、脚をしっかり閉じ、屹立した巨大な陰茎の上からワインを注ぐ。
美濃津の陰毛はワインの湖に漂った。
島谷は、口で陰茎を舐め、ワインを一滴残らず吸い取り、時々ワインの湖をも吸う。
ひと通りワインを吸い上げると、島谷の口淫は激しさを増し、美濃津は絶頂に達した。島谷は精液も残らず吸い取る。
落ち着いた後、「赤い果実で新鮮だ」とボソッと漏らし、全裸のままスマートフォンでどこかに連絡したようだ。

ワインは料理と共に楽しむものである。
巨根は肉料理、陰毛と精液は魚料理と見立ててワインを味わう島谷のレビューは参考にすべきだろう。
なお、島谷がスマートフォンをしまった後、美濃津は再びワインを陰茎に垂らし、島谷に口淫させた後、ボトルを島谷のアナルに挿入してメスイキさせたのだが、あくまでそれは余興にすぎない。