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算数授業開きセミナーを実施しました!~何を伝え,どう「価値づける」か~

「楽しい」だけで終わってしまっては,浅い。

授業開きは「教師が授業の中で大切にしていきたいこと」を伝える時間。


1時間のセミナーを終えて,一番心に残ったのは,上記の2つのことだ。

低学年→中学年→高学年 と進んでいったセミナーだが,全ての提案に共通していること,それが,どの先生も「授業開きで何を伝えるか」ということが明確であるということ。


・もっとやりたい!を引き出したい
・算数は楽しい!と思って欲しい
・主体的に考えさせたい
・見方・考え方とは何か?を伝えたい
・自由に発言していいんだよ,を伝えたい
・自分でもできそうだ,という思いを持ってほしい
・考えが繋がり,広がっていくことを知って欲しい
・自分だけじゃなくて,友達がいることに気づいてほしい

教師の思いは様々だが,これらを「価値づけていくこと」がとても大切。

授業開きの内容ありきで考えるのではなく,

「子どもたちとどんな授業をしていきたいか」
「算数の授業の時間にどんな姿であってほしいか」

子供の姿を主体に授業開きについて考えた方が,しっくりくるということを学んだ。

セミナー実施中のチャット欄で「他の教科でも同じだ」というようなコメントがあった。
私も,このコメントに納得した。算数だけでなく,どの教科でも,子ども達に伝えたいことを意識しながら授業をしていく。それは変わらない。
算数の授業開きについて考えたことで,他の教科にも考えが広がっていく。
意識してはいないけれど,私達教師って,そうやって日々考えを巡らせて過ごしているのかもしれないと思った。

3月最終週にこのセミナーに参加し,新年度に向けての「ワクワク」と「やる気」をチャージすることができた。

実践発表してくださった皆さん,そして参加してくださった皆さん,ありがとうごさいました!

さぁ,いよいよ,新年度!
気持ちを新たに,進んでいきましょう。
頑張るぞ~!!

                 (授業てらす 算数チーム いくみに)


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