Julia Moli

陶器作りながら5歳娘と猫と暮らしてます ⌣̈⃝ 2021.10 1785年から経つ元旅館…

Julia Moli

陶器作りながら5歳娘と猫と暮らしてます ⌣̈⃝ 2021.10 1785年から経つ元旅館へ、窯を据え移住。 instagram▶︎https://instagram.com/juliamoli_._._._ceramics?r=nametag

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  • 田舎暮らしとアトリエ(築224年)

    江戸時代(1785年)から建つ元旅館の記録と田舎暮らし(I ターン移住)について

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    移住者、森から視点で書く『上矢作町』コラム。 町の人びとのくらし、豊かな自然、岐阜・長野・愛知の県境に位置する上矢作町での暮らしを綴ってます。

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旅館『吉田屋』再興

忙しなく日々が過ぎ行き、もう年が明けて日が経つが、去年の暮れの話をしようと思う。 『吉田屋』再興に至るまで 移り住んだこの町に時は江戸時代から佇む旅館『吉田屋』がある。私の現在の住まいだ。 旅館として営業されていたのはもう何十年も前のことで、この町に住む70代以上の方々には馴染みのある料理旅館だったようだ。 なんの縁もゆかりもない私がここに移り住み窯を据え、作陶・子育てに勤しむなか、ある日シンと静まり返ったお屋敷の中で、ふと声を聞いた。 『あの頃は賑やかだったなぁ、寂

旅館『吉田屋』再興

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記事

    ‘22 Mirrors & Wall ornaments

    ‘22 Mirrors & Wall ornaments

    '22 Objet & ornaments

    '22 Objet & ornaments

    '22 Yuki Yoshikawa × Julia Moli

    東京在住のフローリスト、Yuki Yoshikawaとの共同開発花器。 陶土には一般家庭から出た廃陶磁器が20%含まれる。 日本の陶土は枯渇に向かっており、昔に比べ質は低下しており、「10年もたない」と言われてからもう3年が経っている。

    '22 Yuki Yoshikawa × Julia Moli

    田舎に移住して幸せだと思った10のこと〜その2〜

    前回、10書くはずが1だけ書いて長くなってしまった為に、次回へと先送りにしていたこの記事。 ようやく2へと進む。前回書いた時からもう早や一年経ってしまいそうだ。 書く事を忘れていたわけでも、幸せでなくなったわけでもない。 書く暇もない程に忙しかった。仕事が、ではない。田舎は想像を絶するほど忙しい。 『田舎でのんびり』だなんて言葉は、田舎に住んだことの無い人の妄想から出た言葉なのではなかろうか。 はじめての冬が明け、春先になると山草採りに誘われた。喜んでいたのは束の間、筍は

    田舎に移住して幸せだと思った10のこと〜その2〜

    '21 objet

    Shop is février Accessories by Mayu Morimoto

    '21 Flower vase

    '21 Flower vase

    '21 candle holder

    '21 candle holder

    '21 Yuki Yoshikawa × Julia Moli

    Yuki Yoshikawa × Julia MoliFlowers & design by Yuki Yoshikawa

    '21 Yuki Yoshikawa × Julia Moli

    田舎に移住して幸せだと思った10のこと〜その1〜

    10月に越してきてから、もう3ヶ月半が経った。 毎日があっという間で、ゆっくりする暇もない。 保育と介護のパート、合間に陶器の仕事して、子育て猫育て畑して…もう二、三体私欲しい。気持ち悪いけど。 けれども、『この土地に移住してきて、本当に良かった』と毎日のごとく思える幸せな日々を送っている。 優しく親切な土地の方々、古くからの友人知人に家族、そして仕事関係の方々に心から感謝である。 何度でも言うが誰かが欠けていたら、きっと私はこの場所に辿り着いていなかった。 10個以上あ

    田舎に移住して幸せだと思った10のこと〜その1〜

    岡崎にある洋服店、févrierの店主は瞳神(めがみ)だと思う

    岡崎にfévrierという洋服店がある。 (洋服店と書くと何だか昭和のにおいがする。ネオンの文字看板に派手ですさんだショーウィンドウ、ピンクと黒のたてじまの服とか赤いハイヒールとか置いてそう。でも他になんて言うのかわからないのでこのまま続ける。) その店の主は、綺麗な明るい茶の澄き透った瞳をしていて、しっかりと人の眼を見てお話をされる方だ。 ユーモアがあってチャーミングで、それでいて威厳を放ち尊い思想を持ったお人柄である。 見つめられると全てを見透かされてしまいそうな気がし

    岡崎にある洋服店、févrierの店主は瞳神(めがみ)だと思う

    廃陶磁器20%込みの土で作った、オリジナル花器先行販売開始!

    フローリストYuki Yoshikawaさんとの共同開発花器の販売開始! ※花器は完売致しております。 とうとうここまできた。 Yukiさんとオリジナル花器を作ろうと話をしてから一年3ヶ月ほど経ち、ようやく先行販売開始の運びとなった。 焼いては調整、また焼いては調整を繰り返し、ようやく決まったフォルムとサイズ。 この形、高さ、脚のサイズから口径に至るまで、かなり緻密に計算された、"活けやすさと出来映えの綺麗さ"という、Yukiさんのこだわりが詰まった花器だ。 このこだ

    廃陶磁器20%込みの土で作った、オリジナル花器先行販売開始!