雇われボーカルデビュー

とてもとても久しぶりの投稿になってしまった。
気付けば去年末以来…。
実際それだけ忙しかった。物を書く時間がなかったし、モチベーションもそちらに向かなかったのも事実。
宗教2世の半生については、追々と追記していくつもりだが、そもそももっととてつもなく大きいステージでわたしが取り上げられることにもなったのだ。
それの準備やらで多くの時間を取られてしまったのもあるが、間もなく情報も解禁になると思うのでそちらの動向を見ながら追記していこうと思う。

さて、年が明けてからもうひとつ大きな状況の変化があった。
知り合いの伝手を通じて、赤坂のLIVEバーで雇われボーカルとして歌うことになったのだ。
昨日が初出勤だった。主に70年代から90年代くらいまでの洋楽ロックを生演奏して、お客様にお酒を楽しんでもらうお店で、1ヶ月前から課題曲を渡されてそれなりに必死で練習してきた。
ありがたいことに今年はボーカリストとしてのオファーをいろいろと頂いていて、自身のバンドと合わせるとかなりの課題を常に抱えている状態で、仕事もあり、家庭もありでなかなかのハードな生活を送らせてもらっているわけで。

そんな中、昨日は1ヶ月の自分の成果が試されたわけなのだが…
一言で言うと、他のバンドメンバーの実力が高すぎて正直足を引っ張ってしまっているかなぁと思った。
とんでもない強者が集まったステージメンバーのなかで、歌詞はまだ全然覚えられていないし、アドリブも入れられない、客席も見られない、煽れない、パフォーマンスとしてはまだまだお客様を楽しませることは到底出来ないだろうと感じてしまった。
これからまた1ヶ月みっちりと向き合っていこうと思う。
また新たな課題もたくさん渡されてしまったが汗。
それでも夜通し東京の夜が更けて行くのを生で感じられたのはとても新鮮だった。
バンドメンバーは、気のいい奴らだし。
1人は親しい友人だし。
めちゃくちゃ上手いし、歌っててものすごく気持ちが良かった。
こんなメンバーと夜通し音楽を詰めていく作業は自分にとって何よりの財産になるなと感じた。
これは頂いた報酬の何倍も価値のあることではないか。
こんな拙い歌い手でもオーナーはちゃんと報酬を出してくれた。こうすることでやはり責任感が生まれる。
きっとたくさんの注文がオーナーの中にはあるのだろう。
でも昨日は初めてだったからか、敢えてわたしには特に何も言ってこなかった。
しかしながら無言の重圧はしっかりと伝わってきた。
とにかく回数をこなすごとに成長していきたい。
いいボーカリストとは?自分なりに答えを探し続けていきたい。
また書けることが出来たら備忘録として投稿しよう。

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