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#13 文月買い物帳 #1 やかん

突然ですが、買い物帳をつけることにしました。
第1回は、やかんです。

これまでに幾つかのやかんを使ってきましたが、今回は現在使用中のものと同じ、
柳宗理 Sori Yanagi のステンレス製やかんを選びました。

取手と蓋のつまみ

カリフォルニアで創業され、以前東急百貨店に出店していたウィリアムズ・ソノマという、所謂ハイセンスな日用雑貨を展開するショップで購入したのが、初代やかんです。ステンレス製で、ハンドルと蓋のつまみは木製で黒。お湯を沸かしたやかんをミトンを使わずにハンドルが握れる木製、かつブラックが決めてでした。しかしながら、使い始めるとすぐに黒の塗装が剥がれ、黒だから選んだ意味がなくなってしまいました。

2代目は当時通っていた紅茶葉専門店で取り扱っていた、本体は銅製、ハンドルと蓋のつまみが木製でこげ茶の塗装のやかんでした。しばらく使用すると、ハンドルと蓋のつまみの塗装が色褪せ、木地の色が見えて来たタイミングと共に、全体にくたびれてしまいました。

こうした経緯を経て選んだやかんが、柳宗理のものでした。樹脂製で、お湯を沸かしても熱くならずミトンは不要。塗装仕上げではないので、剥がれや褪色もありません。この点が私が求めるやかんの仕様にぴったりです。

蓋の蒸気の抜け穴。

つい最近知って、買い替えも同じものを選ぶことにした理由が、蓋の側面にある蒸気の抜け穴です。この穴のお陰で、持ち手が熱くならないそうです。蒸気穴は蓋上部にあるタイプが多いかと思いますが、側面にある点がポイントです。

ぼってりとしたフォルムや、注ぎ口の太さなど、好みではない点もあるやかんですが、総合的に判断して、私の生活に合うやかんとして、引き続き活用して参ります。



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