ベートーベンとカミオカンデの宇宙

ベートーベン交響曲第9番。その映像化に向き合ったわけですけどイメージの核にあったのはスーパーカミオカンデでした。これは宇宙を見えるようにする装置とも言えると思います。宇宙の可視化に挑んだカミオカンデに対して、第九は宇宙を聴くことに挑んだ作品と解釈しました。

ベートーベンの頃、音楽家は現代の科学者のような役割も担っていたように思います。宇宙とは何なのか、途方もない全体を解釈したいと思い、最小の欠片を論理的に、ときに、飛躍を交えながら組み立てて、壮大な作品に仕上げる。なぜそうなのかが解釈できない箇所が山のようにあり、本当に感動しました。

https://youtube.com/watch?v=2R1PqT1yGYQ

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