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内閣府大臣政務官を拝命するにあたって

去る9月15日に行われた第二次岸田内閣の内閣改造において、内閣府大臣政務官を拝命しました。
初当選から2年足らずのこの時期に、内閣の役職をいただくとは夢にも思っておりませんでしたが、それだけにしっかりと務めていかなければいけないと改めて気を引き締めております。
ここでは、内閣府大臣政務官を拝命するにあたってのそうした心構えを記しておきたいと思います。

担務の内容

大臣政務官としての担当のことを「担務」といいます。
私の担務は、「金融に関する事務、経済財政政策、税制調査会に関する事務」となっています。
より具体的には、「金融政策、経済再生、新しい資本主義、スタートアップ政策、感染症危機管理、全世代型社会保障」などがその内容となります。
大臣政務官室は、内閣府と金融庁にあり、内閣府側が「新藤義孝大臣ー井林辰憲副大臣ー私」、金融庁側が「鈴木俊一大臣ー井林辰憲副大臣ー私」というラインになります。

結果を出すこと

担務の内容は、まさに私が歩んできた社会人としてのキャリアの延長上にあります。
つまり、20年以上在籍した日本銀行、2年間出向した金融庁、そして4年間執行役員を務めたマネーフォワード(スタートアップ)です。
自分のキャリアの延長上の担務を与えていただいたということは、大変光栄であるとともに、その経験と知見を生かしてしっかりと結果を出すことが求められていると感じ、身の引き締まる思いです。

担務の重要性

同時に、「新しい資本主義」は岸田政権の政策の大きな柱の一つであり、各種世論調査で岸田政権に最も期待する政策のトップが「物価高騰対策」や「賃上げ」であることを踏まえると、岸田内閣の命運を決するような大変重要な担当をいただいたと感じています。
日本という国を一つの船に例えると、今はまさに暴風雨が吹き荒ぶ大海原を進んでいる「日本丸」の主要な推進力であるプロペラと、その方向を決める舵との両方の役目を担うことになると感じています。
実際に、10月中の策定が想定される「緊急経済対策・物価高騰対策」の取りまとめが最初の大仕事になるものと思われます。
その重責を自覚しつつ、しっかりと務めていきたいと思います。

地方に寄り添う

その際に私が大事にしたいのは、地方の一つ一つの課題、地域の一人一人の想いに寄り添うことです。
金融、経済、財政といった大きな政策も、もとはといえば個別の課題、国民一人一人の想いの積み重ねです。
特に、少子高齢化、過疎化、農林水産業、中小企業、防衛、エネルギーと環境など、わが国の多くの課題は地方でより顕著になっています。
その地方の一つ一つの課題と、そこに住む一人一人の想いを政策にしっかりと反映させることこそが、国の政策に魂を入れることだと改めて心に刻んで、ふるさとを大事に、ふるさとの一人一人に寄り添う気持ちを忘れずに、務めていきたいと思います。

気合をそろえて

とはいえ、これだけの重要な任務を、当選2年足らずの私が一人で担えるはずがありません。

1990年代終盤に国会対策副委員長の立場で「国会改革」を実行した大島理森先生は、その回顧録の中で、
「大臣政務官というのは大臣の補佐であり、本来は役所にいるんじゃなくて国会や各党を動き回って、法案の成立や与野党対策に当たってほしい」
とおっしゃっています。
私も、できるだけ党や政務官仲間の間を動き回って、多様な視点から最善の道を見つける努力をしていきたいと思います。

もちろんそれとともに、内閣府・金融庁の皆さんと率直な議論交わし、それを深めながら、しっかりと「気合をそろえて」頑張っていきたいと思います。

甘えず弛まず怠らず

初当選から2年足らずの1期生が内閣府大臣政務官を拝命することは、少なくともこれまでの政権ではほとんどなかったと認識しています。
岸田政権では、前回の改造時に8人(途中から9人に増員)の当選同期が大臣政務官に任命され、今回はさらに増えて12人になりました。
これは、若手をどんどん登用して専門性を活かしながら経験を積ませるという岸田総理の方針に沿ったものと考えています。

また私は当選以来、「大島理森前議長の後継」ということで、注目していただき、また抜擢していただいてきました。
言わば、「大島議長のゲタ」を履かせていただいていたと思います。
そして、今回の任命も、その「ゲタ」の効果がきっとあったのではないかと思います。
それだけに、ここで私が期待に応えられなければ、岸田総理の「若手登用」の方針が揺らぎかねず、また「大島先生のゲタ」も効力を失うことになるでしょう。
これまでの2年間も全力でスタートダッシュをしてきたつもりですが、ここでさらに気合を入れ直して、もう一段のスタートダッシュをかけていくつもりです。

「甘えず弛まず怠らず」。

しっかり頑張っていきたいと思います。

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