おはようございます。
今回の記事は年収700万円について、さまざまな平均値をチェック

わたしは35歳の時にそれまで自身が会社役員をしていた親会社に呼ばれて、
営業部長職を任されました。
従業員は100人程度の中小零細企業。
東京支店での立場は、支店長、営業本部長に次ぐナンバー3という地位。

そこでの収入の条件が年俸700万でした。
残業はほぼ皆無で、他に部下の売り上げに応じて、歩合給も付加。
実質、800万以上はあったかなと記憶しています。

当時の給与明細を載せますが、以下の通り。
なお、賞与は基本的含んでありません。

月の総支給額は、590,320円。

差し引き支給額は、554,601円です。

総務省の統計によると、貯蓄保有世帯の中央値は761万円・平均値1805万円です。一方、年収700万円が属する第Ⅲ階級（年収564～727万円の勤労者世帯）の平均貯金額は1061万円です。年収700万円台の世帯が平均貯蓄額を引き上げていると考えられるため、実際には貯金額が2000万円を突破している世帯も珍しくないでしょう。

年収700万円だと月手取りが40万ほどあるため、少なくとも毎月12～14万円は貯蓄に回せるのではないでしょうか。1年あたり150万程度の貯金を行えば、10年で1500万円の貯蓄に成功します。老後資金や教育費の準備はばっちりですね。
参照：総務省の統計

年収700万円を30代で突破できる出身大学は?

35歳の時点で700万円を超えているのは、わずかですね。
おおよそ、東京一工、旧帝、国立上位、早慶あたりが占めているようです。
もちろん、高収入の医大と医学部卒業生は除外。
結婚適齢期を過ぎた40歳以降になると、軒並み、700万を超えていますが、
これは管理職が増えたり、年功序列によるものでしょうか。

年収700万円を稼ぐ人の割合は？10人に1人いるのか？

民間給与実態統計調査結果によれば、年収700万円を稼ぐ人は、男性が約156万人、女性が約11万人、合計で約167万人です。全体的な割合をみると、
約6%～7%の人が年収700万円を稼いでいます。社会人100人がいれば6人は年収700万円を稼いでいるので意外と多い気はしますが、やはり限られた人々しか到達できない年収だといえます。

年収700万円を稼げる職業・企業はほんの一部？

コンスタントに年収700万円稼げる職種や企業は限られています。ここでは、年収700万円を稼げる可能性が高い職業をリストアップしていきます。年収700万円を稼ぐために転職しようかと悩んでいる人は、ぜひ頭にいれてくださいね。

・エンジニア<（ソーシャルゲームエンジニア、インフレームの構築、CCIE取得者）・臨床工学技士（主任クラス）
・小学校教諭
・住職
・医薬情報提供者(MR)
・電力会社
・社会保険労務士
・MR(大手企業）

なお、平均年収が700万円の企業もほんの一部です。日立キャピタル、みずほ信託銀行、シャープなど、就職偏差値がCクラス・SS50以上の企業のみとなっています。
とはいえ、入社してすぐに年収が700万円以上というケースはほぼありません。外資系企業であれば実力次第で30代でも700万円以上の年収を手にしている人もいますが、基本的には40代以上になると思っていたほうがよいでしょう。

年収700万円だと生活は豊か？リアルなライフスタイルを解説

コンスタントに年収700万円稼げる職種や企業は限られています。ここでは、年収700万円を稼げる可能性が高い職業をリストアップしていきます。年収700万円を稼ぐために転職しようかと悩んでいる人は、ぜひ頭にいれてくださいね。

年収700万円だと貯蓄もしっかりでき、豊かなライフスタイルを遅れそうですよね。しかし、実際は必ずしも優雅なものではないようです。家や車のローンの支払いがかさみ、生活費を節約することもよくあることのようです。実際に、年収700万円の車の購入価格は400万円程だとのこと。年収が700万円あれば車やマンション、家は自由に選べますが、ローンの支払いが苦しくならないよう気を付ける必要があるといえます。なお、年収700万円の既婚男性のお小遣いは約5万～10万円でした。

年収1000万円を超える人の睡眠時間が一時期有名となっていましたが、年収700万円の人はどうなのでしょうか。平均10～12時間未満という調査結果が見受けられましたが、勤務時間が長いほど睡眠時間が短くなるという関係があるので実際はもっと少ないと考えられます。なお、年収が700万円以下になると睡眠時間も少しずつ増えている傾向にあるようです。といえ睡眠時間の大小を左右する要因は様々です。どちらにしても仕事をがんばりすぎて睡眠時間がおろそかにならないよう注意したいものですね。

年収700万円の家賃相場・住宅ローンはいくら？

年収700万円の人であれば住宅ローンはいくらくらい組めるのでしょうか？住宅ローンの借入可能額は、「年収の約7倍」が上限というのが一般的です。つまり年収700万円であれば、借入額範囲は3500～5500万円です。
なお、住宅ローンの借入額は住宅ローンの種類によっても変わります。下記で詳しく解説しています。
参照：年収700万円の住宅ローンを年齢別・種類別（フラット35、変動金利制）で徹底解説

また、年収700万円の家賃相場の上限は11万円程度です。詳しくは、年収別家賃相場について解説した以下の記事をご参照ください。
年収と家賃の相場（年収300万円～1000万円）はどのくらいなのか？

わたし(蕗屋)の場合

家族　妻と猫2匹
わたし35歳当時
妻は30歳
子供なしのDINKS
居住地　東京都足立区北千住
世帯年収　1,200万円
家賃　105,000円
駐車場　30,000円
保有車　BMW318i   中古車で300万円ほどで一括購入ローンなし
妻はプログラマー&モデル業　年収500万円ほど
食費　夫婦で多忙なため外食が多く、10万ほど
クレジットカード　JCBゴールド
私の小遣い　　15万から20万　ゴルフや部下に奢る回数が多かった
妻の小遣い　　10万ほど
水道光熱費　2万ほど
ガソリン代　2万ほど
ペット飼育に1万ほど
月の貯金　10万から20万ほど
個人資産額　1,500万ほど。持ち家購入のため、貯金していました。

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