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イランの秋冬の風物詩~さまざまな色のザクロ~

今日も大規模デモの情報があったイラン。
以前とは明らかに違いますが、ここには今も普通の生活があります。
そんな日常ことを書きたいと思います。

イランに来て驚いたことのひとつは、
「日本と同じように四季があるんだ!」ということです。
(なんとなく砂漠のイメージだったので、暑いのかと思っていました。
実際は夏はとっても暑く、冬はとっても寒いらしいです。)

外に出ると痛いほどの日差しを感じていた夏が終わり
朝晩はすっかりひんやり、
日中も日陰は寒いと感じるくらいの気候になりました。

イランの秋です。(もう冬も近い??)

スーパーには秋冬の果物が並びます。
本当に、たくさんたくさん。

中でもイランの秋冬の果物の代表は
何といっても「ザクロ」です。

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スーパーでも八百屋さんでも
赤いザクロがずらっと並んでいるのをよく見かけるようになりました。

ひとつひとつが子供の顔と同じくらいの立派な大きいサイズのザクロ!!
色もとても綺麗で、なんだか形も可愛いです。

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赤いザクロ

そして、今回珍しいザクロをいただきました!
「白いザクロ」です。

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白いザクロ


外側だけでなく、中も白い!!

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白いザクロの中身


宝石のように輝いていて美しい~!!

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白いザクロの実。宝石のように輝いています!


この白いザクロは
イランの中でもヤズドという中央部の地域でしか採れないものだそう。
採れる時期も2~3週間と限られているという貴重なザクロです。

さっそくいただいてみると。

とっても甘くて、しゃりっとした触感がたまらなく美味しい~!!
種が少し大きいので少し気になりますが、
そのまま食べます。
果物好きの息子もすっかり気に入ってしまいました!!

さらに、黒いザクロも!!
こちらは赤や白のものに比べるとふた回りほど小ぶりです。

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黒いザクロ

中は赤もあれば少し黒っぽい実もあります。

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黒いザクロの中身

こちらもいただいてみました。

白いものよりは甘味よりも少し酸味が強めで爽やか~!
変わらずしゃりっとした触感もよく、こちらも美味しい!!

この黒いザクロも、イランでも一部の地域でしか作られていないらしく
見かけることが少ないです。
貴重なものです。

やっぱり一般的なのは赤のザクロです。

赤いザクロの中身

赤いザクロもいただいてみました。
こちらは酸味と甘みがどちらもちょうどよくあり、絶妙なバランス!!!
絶品です!!
どの色のザクロも違う特徴があって、
食べ比べるのも楽しいです。

パーティーでは
まるまる一つのザクロが置かれていて
自由にとってべられるようになっていることも。
参加者が自分で割ってそのまま中身を食べていました。
なんとも贅沢!!

スーパーでは実を取り出したものが売られているのもよく見かけます。

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こちらも宝石みたいです。
スーパーを華やかに彩っています。

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ジュースやお菓子になっているのもたくさんありますし

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スーパーでよく見かける一般的なジュースにも。


子どもたちが大好きなお菓子ににも。

料理に使われていることも多いです。

イランの人にとって、とっても身近なザクロ。
日本ではここまで手に入らないと思うので
私もイランの秋の味をたっぷり楽しみたいと思います。

2歳の息子も大好きで
「ザクロ、ザクロ!」とたくさん欲しがります。
大人でも割と大きいと感じる種があるけれど
気にならないのかな??
硬くて噛めなさそうなのでそのまま飲み込んでいると思うけど。。。
消化が心配なので
息子にはほどほどにしてほしいと思う母です。

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