コミュニティ・ドリブンの時代【歴史奉行通信】第十五号

こんばんは。
伊東潤メールマガジン「第十五回 歴史奉行通信」をお届けいたします。

〓〓今週のTopic〓〓

1.歴史奉行通信初
伊東潤全編書き下ろしエッセイ掲載
「私の目標」
2.伊東潤Q&Aコーナー
3.お知らせ奉行通信
<新刊情報 / 読書会(完売御礼) / メルマガバックナンバーお知らせ>

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1. 歴史奉行通信初
伊東潤全編書き下ろしエッセイ掲載
「私の目標」
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四月になりました。多くの方が新たな出発をしていく季節ですね。

今回、私も心機一転し、
メルマガを始めて以来、
初めての全編書き下ろしエッセイを掲載します。

タイトルは「私の目標」です。

いかにもつまらなそうなタイトルでしょう。
ここで読むのをやめようと思ったあなたは、大きな損失をすることになります。

「なんだ、直木賞を取りたいとか、自分の作品を大河ドラマにしたいとかいう話だろう」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし私の目標は全く違います。

目標というのは、それに向けて何かを積み上げていくことです。
さらに自分一人が「有名になる」「金がもうかる」「仕事が殺到する」といったものでは、
積み上げたものが自分の死と同時に雲散霧消するだけです。

ましてや自分一人が満たされるための目標など、
今の時代にそぐわないオールドエイジ的発想の産物です。

また目標というのは峠越えと同じで、
峠の頂で次の峠を見つけ、
それを目指すものでなければなりません。

つまり目標は「これでゴール!」ではなく、
仮説検証を繰り返した末に、
次々と生成されていくものでなければならないのです。

では、私の当面の目標とは何なのか。

私は今、大きなファンベースを作ろうとしています。

その中心の本曲輪には私自身と自著があるのですが、
二曲輪に文芸、
三曲輪に歴史、
外曲輪に映像・音楽・ゲーム
といった広い意味でのエンタメを配した大きな城(=コミュニティ)を作りたいのです。

それは、コミュニティ・メンバーやファンの皆さんと一緒に楽しんでいけるもので、私だけに利があるものではありません。

このコミュニティは、私の作品を広めていくことが目標ではなく、
参加者それぞれが「楽しむ」ことを初期の目的とし、
そこから参加者の皆様と一緒に、
何かを「作り上げていく」ことにつなげていきたいと思っています。

つまりアーティストやクリエイターといった
作り手と一般の方との間にあった垣根を取り払い、
互いに作り手や受け手となり、
これまでにないほどの大きな化学反応を起こしていきたいのです。

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