起業家は、No Money、No Life!
はじめて起業をお考えの方は、お金に対する考えを根本的に変えた方がいいと思います。
起業家にとって、No Money、No Lifeです。
起業の失敗は、人として失敗
起業は、カネ、カネ、カネです。
お金は、会社にとって、人間にとっての血液と同じで、なくなれば死ぬしかありません。
起業家にとってお金が全てです。
お金儲けできない起業家は、起業家失格です。起業の失敗は、単なる会社の失敗ではなく、人としての失敗。そもそも起業家になってはいけない。取引先、社員、社会にとって、迷惑な存在の他のなにものでもない。
また、起業は、努力と才能だけでは成功できません。そもそも、100%成功するビジネスなんて、この世に一つもありません。起業は、ギャンブルだからこそ、人一倍「運」が必要です。
お金を稼ぐ自信、そして、圧倒的に強運であるという自信がなければ、起業せずにサラリーマンのままの方が絶対にいいと思います。
覚悟が必要
起業は、生きるか死ぬかの弱肉強食の世界。
失敗すると、お金の地獄という修羅場が待っています。
最悪の場合、倒産、自己破産、一文無し、夜逃げ、離婚、自殺…人生最悪のシナリオもあり得ます。
起業は、本当に甘くないです。日本の起業10年生存率は、わずか5%です。日本の起業の95%は失敗で終わります。
はじめて起業をお考えの方は、自分が本当にチーム5%に生き残ることができるのか、何度も何度も自問自答した方がいいと思います。
起業には、覚悟が必要です。
単にサラリーマンが嫌だからという理由で、起業に挑んだら、後から大変な目にあう可能性があります。
私は、過去に起業の失敗による、お金の地獄を経験したことがあります。
貸しはがし、社員による横領、信用している人による裏切りと陰口、止まない支払い催促、数々の内容証明と訴訟、負けが確定している裁判、口座差押え、自宅はじめ資産没収、無職無収入。
サラリーマン時代、何年にもわたって毎月100時間以上の残業をしていましたが、起業の失敗によるお金の地獄の苦しみは、ブラック企業社蓄リーマンの比ではありません。
私は、比較的メンタルが強い方だからこそ耐えられましたが、メンタルが弱い方は、絶対に起業しない方ががいいと思います。
起業家は、稼ぐしかない
私が起業の失敗でお金の地獄を経験した時に、最も学んだことは、稼げない経営者には、人権がないこと。起業家にとって、運が悪いのも全て自分の責任。
起業には、キレイなお金も、キタないお金もありません。また、「敗者の美学」というものは、一切ありません。
起業家にとって、No Money、No Life。
甘えを捨て、何が何でも稼ぐしかない。
起業家の世界では、稼いだ者は、正義で、稼げない者は、悪です。ここまで覚悟がなければ、絶対に起業しない方が良いと思います。
私もサラリーマンを経験したことがあるから、リーマンの辛さも分かります。でも、サラリーマンは稼いでも、稼げなくても毎月安定してお給料を頂けます。
こんなありがたいことはありません。
チャレンジすることは、素晴らしいこと。
でも、統計的にみて95%の人は、起業に向かない。
お金だけが目的であれば、英語力を鍛えて外資に入って、転職しながらキャリアアップを目指した方が、多くの起業家より稼げます。
自己実現や自由な働き方が目的であれば、スキルを磨いて、フリーランスか個人事業主を目指した方ががいいかもしれません。
昨今、税収増や経済の活性化を目的として、国はじめ起業を推奨する世間の気配があります。しかし、私は起業地獄を経験したことがあるからこそ、はじめて起業をご検討の方にあとから後悔しない為にも、あえて起業は決して甘くないことを改めてお伝えしたいです。
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