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【雑談#1 猫だからって猫だからって】

初めまして。いつも僕の詩にフォローやスキをありがとうございます。
詩を書くのは昔から好きだったのですが、noteの存在を知りここに載せる事にしました。
ラフ画をそのまま載せてる感もあり、稚拙ではありますが、僕自身はその時にしか出てこない二度とは出ない表現を楽しんでいます。
僕自身との一期一会と、僕へのオマージュ、そして読んで下さる皆さんとの一期一会が交差するその「時」を喜び合えたら嬉しいです。ってか、僕がめっちゃ喜びます。
今後ともよろしくお願いします。


さてさて、ここからが本日の本題です。


昔、実家で猫を飼っていたのですが、僕はそのメス猫の事をめちゃめちゃ可愛がっていました。
家族がいても僕の膝にしか乗らないし、寝る時は当然腕枕だし、一緒にいる時はとにかく離れず暮らしていました。

ところで、多頭飼いをした方なら分かると思うのですが、人間と同じで動物も相性ってありませんか?
何をもって相性もいうのかは分かりませんが、「あ、この子好きだな」というライトな直感みたいなものは、人間も動物も僕の中での感覚では結構当たってるな、と思っています。
その猫ともそんな感じでした。

ある日僕は一人暮らしを始めるため、家を出る事になりました。当時彼女がいて、半同棲のような生活をすることになったのですが、しばらくは実家に帰る用事もあったため、猫とも会えるし、寂しくはなるけど、一人暮らしの楽しみや彼女との生活の方が楽しみでウキウキしていました。

一人暮らしを始めてほどなくしてから、ある日実家に帰ると、あんなに可愛がっていた猫がとても冷たい態度で寄り付きもしません。
その時はおかしいなと思いつつも、家族とも「ヤキモチ妬いてるだよ」「忘れられたんじゃない?」なんて笑い話にしていました。

ところがしばらくして実家から「猫がご飯を食べない」と連絡がありました。病院に連れて行くも、どこも悪くないとのこと。

僕は心配になり会いにいきましたが、ひとまわり小さくなって毛もボサボサになっていました。

そのことを猫好きの先輩に話したら「おまえ、それはダメだろ。家を出ていく時にちゃんと猫と話をしたか?ちゃんと話もせずに居なくなるから、そんな事になるんだぞ。今すぐに事情説明しに行け」

そう言われた僕は、すぐさま猫に会いに行き、「ごめんね、急に居なくなってごめん」と何度も謝り事情を説明しましたが、時すでに遅し。
ほどなくして、その猫は亡くなりました。

忠犬ハチ公ならぬ、忠猫ハチ公。
でも「忠誠」というより「恨み」を感じるのは
化け猫とかのイメージがあるからでしょうか。

幸い、化けては出てこられてませんが(気付いてないだけかも?)本当に寂しい思いをさせてしまったんだという申し訳ない気持ちと、そこまで思われていたんだという懐かしさを思い出します。


人間でもそうですが、猫語が分からなくても話せなくても、本当に大切に思っているならば、伝えなきゃね。わかってるだろう、は、ぜーったいダメね。

分かってるだろうって思って、コミュニケーション取らないって、そこに「尊重」はない。「尊敬」もない。「愛」はもーっとない。  

という、猫との懐かしい思い出話でしたー。
恋人が出来たら、飼っている動物達にはちゃんと報告してねー笑


ここまで読んでくださりありがとうございます!
時々、こう言う雑談も入れていきますので、また読みにいらして下さい。

みなさま、素敵な日をお過ごしくださいね。




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