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日記 #2 移ろいやすいもの その支え方

毎日天候の変化が激しい。人間暑い時は暑いと文句を言い、寒い時は寒いと文句を言う。もう天気に文句をいうのはやめた。四季は巡るし、たまたま暑い日もあれば寒い日もある。そのうち暑くもなるし、そのうち寒くもなる。そんなもんだ。

雨の日もそう。傘をさすのが嫌いなので、ザーザー降りでない限りは傘はささない。ヨーロッパ人ですか?と言われた事があるが、ヨーロッパ人って傘ささないの?知らんけど。
雨に濡れるのが一滴でもイヤ!って人もいるけど、私は全く不快ではない。濡れるのが好き、というより、傘をさしたくないだけなのだ。

昔はとにかく夏が好きだったのだが、最近は冬の方が好きだ。というより、夏の暑さが好きだった訳ではなく、陽が伸びるのが好きだった。いつまでも明るいのは、いつまでも遊んでていいと言われている気がしてワクワクした。しかしここ数年、冬至に向かう陰極まる感じがたまらなく好きになり、冬がすっかり楽しみになってしまった。
でも冬至の頃って、本格的な寒さではない。本格的な寒さは2月。冬至で1番日が短くなってから2ヶ月後になる。気温も陽が1番高い12:00から2時間後が1番高い。空気が冷えるのも温まるのも2時間、2ヶ月とタイムラグがあるわけだ。

好みは年齢と共に変わる。趣味も変わってくる。そんなものだ。その移ろいを楽しめる時もあれば、不安で一杯にもなる。人の気持ちなんて、本当に移ろいやすい。だからこそ、普遍的なものに人は惹かれ、それは未来永劫残って行くのだろう。
自然しかり、芸術しかり。

変わらないもの、変わるものが巡る中で、変わらないものを構築するには、力がいる。パワーというより、胆力。構築にも継続にも胆力が必要。エネルギーともまた違う。胆力、としか言いようがない。
胆力の鍛え方は、どんなモノを使っても良いと思う。スポーツでも芸術でも掃除でも胆力は鍛えられる。胆力は頭を使っていても心を感じていてもダメだ。ただ体を使って鍛えていく。ただひたすら反復を繰り返し、移ろう心を支えるために体を鍛えていく。移ろう心を見ながら体を鍛える。心がどんな状態であっても同じ状態をキープ出来るようにしておく。そして、体を自由に使いこなす為に技術を磨く。技術は心を表現する為にある。技術がなければ、心は表現出来ない。そのくらい、テクニックは重要になる。
心技体は、大切なのは心→技→体、鍛え方は逆から。体を鍛えるのが1番簡単で分かりやすい。次に技術。最後の心は1番難しい。

ただの心のつぶやきが漏れてるだけの文章。お付き合い頂き申し訳ないが、日記なんてそんなもん。

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