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実家から出るときの引越しに2tトラックが2台来た件について

ワタクシ結構いい歳まで実家住まいだったんですが、初めて実家を出て一人暮らしするってなったときに、引越し業者さんに見積もり取ってもらったんですね。

そんでもって引越し当日に2tトラックが2台来たんですよ。
それってつまり4tじゃないですか。
4tトラックって言ったら巨大さを表すひとつのパラメータですよ。
ワタクシ4tも個人所有物があるんだなぁとなかなかに驚いたものでした。

何が多かったかっていうと本ですね。
漫画、小説、雑誌類。
引越しを目前に結構な数処分したつもりだったんですが、それでも全然多かった。

なんちゅうか、コレクション気質というか、たくさん持ってるのが気持ちが良い、みたいなのがあったんですよ。
自分の人生の一部というか趣向みたいなものがものとしてずらっとあることが快感だったというか。

引越し先を内見したときは当然ものひとつないわけだから、ヤッター!広ーい!この空間がすべて俺のものダァ!なんてうかれポンチだったもんですが、あっという間に荷物が詰まっていって、生活スペースは猫の額のようになり下がりました。

生活スペースが狭くなっても物を持ってる感覚の方が当時は魅力的だったんで、その極小空間で生活することに特に疑問も持ってなかったんで、しばらくその狭さを謳歌しました。
でも、コロナになって、仕事がリモートワーク中心になり、その空間で過ごす時間が多くなると、この物品の数々は専有面積に対して家賃分の働きをもうしていないのでは?と思うようになり、随分と断捨離をしました。

今引越しをするとしたら2tトラック1台でできるんじゃないかと思ってますが、調べてみると一人暮らしの平均的な荷物量は段ボール10個ぐらいなんだそうです。
嘘だね。信じないよ、そんなの。
だって、信じたら、ワタクシめが平均から著しく外れた荷物量の人間としての生を過ごしているということになってしまうじゃないの。
みんなはそうなの?段ボール10個で済むの?

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