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不便だからいい。万年筆。

万年筆の不便さと言えばインクを入れたり、使わずに保管する時はインクを抜いて洗浄したり色々手間は掛かるんですが、僕が一番不便さを感じるのはニブというペン先を気軽に変えられない事。
ボールペンならリフィルを変えれば0,5から0,7に替えるなんて数百円ですが万年筆はそうはいきません。

だからこそ、たった1本の万年筆を買うに字幅や、使うシチュエーションを考えて、考えて妄想を膨らませていく。そんな時間が至福なんです。
不便だからこそ、特別な一本になっていく訳です。

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