見出し画像

100日間の買い物禁止ライフ~18日目~

どうも純一です。

ひょんなことから始まった僕の100日間の買い物禁止ライフ。
ルールは3つ。
・今家にある物は使い切ったり、壊れたりした場合は買い替え可能。
・食品は買ってよい。
・その他の物は一切買わない。

意外にゆるいルールに思われるかもしれないが、今家にある以外は買えないというのは意外に制約がある。
先日、スラックス用のハンガーが必要になった時があったのだが、持ってなかったので買えずに、しぶしぶ服用のハンガーで代用したり、スーパーで缶詰を買おうと思ったが家に缶切りがないことを思い出したり意外に物を買わずに生活するのはアクシデントが起こるのものだ。

物が欲しくなるメカニズムは「慣れ」と「飽き」この2つだと思う。
ただ例外がある。
今まで使っていた物が急にみすぼらしく思えてしまう経験は誰しもあるはずだ。

きっとそれは自分の価値観が広がった瞬間や、人としての階層が上がった時に起こりやすいのでは無いかと僕は思った。

実は最近、ショックなことがあった。

僕は毎朝、珈琲を自分で挽いて、ドリップコーヒーを淹れている。その珈琲を啜りながら、モーニングノートをしたり、ブログを書いたりしている。
豆には拘りは特にないが、自分で淹れた珈琲は香りや味わいがインスタントや缶コーヒーとはレベルが違うというか同じ飲み物とは思えないくらい美味しいのだ。

なるべくミニマルなアイテムが好きな僕が、愛用しているのはハリオのコーヒーミルと、それに差して使うと電動ミルとして使える物を愛用している。もう4年くらい使い始めて経つ程、僕はこれが気に入っていた。

ゴリゴリと手で挽くのも味わい深いし、手間暇かけて淹れると珈琲がより美味しく感じるのだ。ただ毎朝となると電動で挽いてくれるコイツの存在は本当に有難いのだ。

コイツは電池持ちも良い。毎日使って4年くらい経つが今でも充電の頻度は10日に1回程度なのだ。本当に最高の相棒だと思っていた。
友人にある一言を言われるまでは。。。。。

先日、家に友人が遊びにきた。
友人をもてなそうと、僕は電動ハンディーコーヒーグラインダーで珈琲を挽くことにした。
「なにそれ?」と電動ハンディーコーヒーグラインダーに興味津々な友人。
「これこれ、こうで~便利なのよ~かくかくしかじかで~。。。使ってみる?」と友人に良さを体感してもらおうと思った僕は友人にミルを手渡した。

ボタンを押してウィーーーンとコーヒーを挽き始める友人。
そして、豆を挽き終わる前にボタンから手を放してしまった友人が何気なく


「これ押し続けないといけないのね」と言った。。。。。

僕の中で何かが弾けた。

以下、その時の心の声。。。

『確かに。。。これは片手は本体を、もう片方の手はボタンを押し続けないといけない。いや待てよ。これを使っている時は両手が塞がるってことは電動は電動だが全自動ではない。しかも手で挽いている時と時間もそんなに変わらないし、それ持って身動き取れないのって何て滑稽なんだ。機械がやってくれているのに、僕はただそれをぼーっと身動きも取れずに見届けている虚無の時間は何だったんだー。。。。』

そんな風に感じてしまった僕は「そ、、そーなのよ、、」と友人に相槌をするのが精一杯だった。。。


言っておきたいのは、この商品が悪いわけではない。
今まで気に入って使ってきたものだし、電動なのに持ち運びも出来て、野外でも使うことが出来るなど、コイツにしか出来ないことだって、たくさんあるのだ。。。

ただ、一度、このように感じてしまったら、もう終わりなのかもしれない。
浮気をされたら、もう二度と相手を信用出来ないように、1度、気持ちが冷めたら、愛着が復活することは無いだろう。

この話をカフェのオーナーに話したら、お店で使っているコーヒーグラインダーを教えてくれた。。。カリタというメーカーのナイスカットG という商品が使い勝手がよくて良いそうだ。お店で使えるクオリティーなのに、家庭用のサイズに設計されたもので高品質だそうだ。
でも、僕は今、買い物ができない暮らしをしている。

また、買い物が出来るようになった時に、まだ必要なら買えるように欲しいものリストに追加しておこうと思う。

1,マワハンガー

2,カリタ ナイスカットG 


次はどんな物が欲しくなるのだろう。。

ではまた。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?