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【備忘録】わたし

2021年6月26日14時/18時
      27日14時(ユニバーサルデザイン回)
阿部一徳(徳は心の上に一が入る)プロデュース・一人芝居
【わたし】発達障害女子の当事者演劇
@静岡市葵区生涯学習センター アイセル21

首がもげる程頷きながら、ハンカチが絞れる程泣きながら観劇しました。

自己紹介にもありますように、わたしは発達障害当事者です。現在無職で、祖父の遺産と障害者年金で何とか生きています。実父との折り合いが大変悪く、言葉のDV等で2次障害の鬱病と乖離性障害が悪化しまくったため、現在一人暮らしをしています。

わたしも当事者としてハードモードの人生を送りながら、何者にもなれず、何事も成せず、ただ、皆様の血税を頂きながら生きています。
どう頑張っても、【普通】が分からなくて、【暗黙の了解】が分からなくて、でも聞いても答えて貰えなくて、なんか、フワッフワ地に足つかずに生きてます。

それが、物語性を携えて、舞台上で1人の当事者女性が演じている。関根淳子さんという静岡県のSPACという公立劇団で俳優として活動している当事者女性。

恋愛依存や引きこもりがハッキリそれと言われなくても、めちゃくちゃわかるような引き込み方で、これは当事者じゃなくても心に突き刺さるモノがあるんじゃないかな。

わたしも、かつて彼氏が途切れなかったのは恋愛依存なんだと思う。
独りでいると寂しい。
他人と居ると疲れる。
誰かに必要とされたい。
わたしなんかでいいの?
いつも相反する気持ちにすり潰されそう。
今は、彼氏居ないから、劇団のメンバーに依存してるかも。。。

引きこもりはね、ほんと、きっかけはあるような無いようなだし、仕事(バイト)には気付くと行けなくなってるし、何が出来てないかわかんないのに怒られるから、わかんないまま謝る日々だし。。。

自分をアップデートしたい気持ちも常にあるし、マニュアルを配布したい気持ちもわかる。
でも、マニュアルじゃなくて、わたし自身を見てほしいって大声で叫びたい。

【わたし】のメタファーとしての『人魚姫』も、わたしの頭の中が見透かされたみたいでした。

もっともっと沢山の当事者に見て欲しい。
観たから解決する激的な【なにか】はない。
健常の友人と観たからといって速攻伝わる【なにか】も無いかもしれない。
それでも、【わたしだけじゃない】辛さや悩み、世界とのズレを言語化してくれていて、スッキリします。

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