KiuMIyazaki

毎日が黒歴史 映画ネタバレ

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最近の記事

ナイトメア・アリー

Nightmare Alley。2021。アメリカ。 監督 ギルレモ・デル・トロ  ルーニー・マーラ、ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット 隠したい過去を抱えた男の因果の話。 1947年の悪魔の往く道のリメイクというか、原作ナイトメアアリー悪夢小路の映画化で、笑ゥせぇるすまん的な最後痛い目を見る人の転落を味わう映画だと知っておかないと楽しめないと思う。私はアリーが人の名前だと勘違いしていたので、ナイトメアなアリーの出てくるホラーだと思ってたので勝手に肩透かしを喰

    • 22ジャンプストリート

      22 Jump Street。2014。アメリカ。 チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル、アイスキューブ、 シュミットとジョンコ、今度は大学に潜入捜査だ!新しいドラッグの元締めは誰だい? 大学生になりすまして、シュミットは好きな子ができるし、お互いの方向性の違いで揉める。だいたい前作と同じ流れで、ちゃんとドラッグでキマる描写がある。リアルに。 警察署の所長と話すシーンで、前回の壁をぶち破る的なセリフがあったけど、今作の意気込みのメタ発言なのかなと思った。 だから前回と同じよ

      • 聖闘士星矢 The biginning

        Knights of the Zodiac。2014。日本、アメリカ。 監督 トメック・バギンスキー 新田真剣佑、幼い頃にともに修行をしていた姉と生き別れになった星矢は地下闘技場での戦いを生業にしていた。そこで闘技場の主カシオスとの戦いでコスモがちょろっと燃えてしまう。そのエネルギーを察知した謎の組織に狙われる星矢、助けられたまた謎の組織の説明では、星矢は女神アテナを守る聖闘士だと言われ渋々ペガサスのクロスにふさわしい聖闘士になるべく修行をする。 聖闘士星矢って見てたはずな

        • 十二人の怒れる男

          12 Angry Men。1957。アメリカ。 スラムで父親を息子が刺し殺した事件の陪審員達の有罪か無罪かをめぐるお話。 白黒の映画って初めて観たかもしれない。だってなんか古くて難しそうだったから。学校の授業みたいな気持ちになりそうで。 この映画がいわゆる舞台劇で一つの部屋で進んでいくのでそうなのかもしれないけど、派手なギミックはなくて面白い脚本があれば十分にワクワク出来るんですねー。昔の作品て侮ってた。全然面白い。インスタのストーリーやTikTokなどは数十秒の尺に重白

        ナイトメア・アリー

          ドント・ウォーリー

          Don't Worry, He Won't Get Far on Foot。2018。アメリカ。 監督 ガス・ヴァン・サント ホアキン・フェニックス、ジョナ・ヒル 漫画家でアーティストでミュージシャンのジョン・キャラハンの自伝の映画化。アルコール依存症のヨレヨレの状態から半身麻痺になって、さらにアルコールにハマるものの、いい加減うんざりして断酒を決意し、自助会に参加して12まであるステップをクリアして真人間になっていく。 タイトルとコメディってハナシだったので久しぶりにお

          ドント・ウォーリー

          21ジャンプストリート

          21 Jump Street。2012。アメリカ。 監督 フィル・ロード&クリストファー・ミラー ジョナ・ヒル、チャニング・テイタム ヒエラルキー上下で対照的な、シュミットとジェンコ。共通点はプラムに参加できなかったこと、警察学校で再開した2人はお互いの短所を埋め合わせる関係で親友に。でこぼこコンビの2人の最初の任務は高校への潜入捜査。シュミットは暗い学生生活のトラウマに不安が、ジェンコは時代が変わって知らない価値観の学園に戸惑いを隠せない。ティーンに見えない2人の潜入捜査

          21ジャンプストリート

          羊たちの沈黙

          The Silence of the Lambs。1990。アメリカ。 監督 ジョナサン・デミ  ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス 被害者の皮を剥ぐ連続殺人犯バッファロー・ビル、その正体を探ろうと同じくサイコパスの食人鬼ハンニバル・レクター博士に助言を求めに、FBI訓練生のクラリスが突撃する。 レクター博士の人間的パンチ力やキャラクター的重力が強いのでレクター博士が主役のいる物語で、クラリスがいる方はサイドストーリーみたいに感じた。何回も見てるからかな?ハンニ

          羊たちの沈黙

          フローレス

          FLAWLESS。1999。アメリカ。 監督 ジョエル・シュマッカー ロバート・デニーロ、フィリップ・シーモア・ホフマン 元警察官のウォルトの住む安アパートに強盗に襲われる、それを止めようとしたウォルトは脳卒中で倒れてしまう。英雄とまで言われた自分自身の右半身麻痺の現状に絶望して自死を考えるが、同じアパートに住む性同一障害のラスティにボイストレーニングを用いたリハビリを頼む。頑固一徹なウォルトには性同一障害もただの女装家にしか思えず、ぶつかり合うもののレッスンが上達するにつ

          フローレス

          ロジャー・ラビット

          Who Framed Roger Rabbit。1988。アメリカ。 アニメーションの世界から生まれたインク生物のトゥーンと人間が共存する世界線。探偵のエディはトゥーンに弟を殺され敬遠していた。けれど仕事の繋がりでトゥーンのうさぎ、ロジャーとイヤイヤながらも付き合っていく。 頼まれた依頼は、陰謀を暴き過去の恐ろしい事実も明らかに、、、的な。 懐かしい、36年前。小学生の頃、見に行ったんだと思う。パンフレット持ってた気がする。それ以来か、どっかのタイミングでテレビで見たかも

          ロジャー・ラビット

          スーパーヒーロー ムービー!! -最’笑’超人列伝-

          SUPERHERO MOVIE。2008。アメリカ。 遺伝子操作された鋼鉄トンボに噛まれた少年が超人になって四苦八苦する話。 バットマンとかスパイダーマンとかX -menとかのパロディ、あらゆるマイノリティを笑いのネタにする、おバカというより馬鹿者ムービー。ナンセンスギャグ。くだらない。この笑いの元にはあらゆる不公平がなくなっている世界がないといけない。筈なんだけど、堂々とマイノリティや弱い立場を下にみる発言で笑いを取っててうっかり笑ってしまう。 非常に罪悪感のある笑い。

          スーパーヒーロー ムービー!! -最’笑’超人列伝-

          サラリーマン・バトル・ロワイヤル

          The Belko Experiment。2016。アメリカ。 これから皆さんには殺し合いをしてもらいます系。 今まで働いていた場所は政府の実験施設で、何人かが死なないとペナルティでランダムで仕組まれた爆弾で頭が吹っ飛ぶゲーム。ルールはその都度知らせられるのだけどそのルールの裏をかいて出し抜くとはならない。 あくまで、他人の命を担保に自分の命が守られるときに理性を保てるかの方向に持ってく。 主催者側はカメラ取っちゃダメとか爆弾とっちゃダメとか幕降ろしちゃダメって新たにルー

          サラリーマン・バトル・ロワイヤル

          SISU/シス 不死身の男

          Sisu。2022。フィンランド。 ついに金鉱を見つけた老人は不死身の最強特殊部隊員だった!敗戦間際のナチの小隊は老人の金塊を奪う!それが大きな間違いだった!これは彼らの全滅のストーリー。 強いっていうか不死身。本人を知る人が言うには死なないんじゃなくて生きるのを諦めないそうです。だから本人が死を認めなければ、首を吊られようが飛行機が墜落しようが生きてます。根性さえあれば首の皮一枚でも縫ってなんとかしそう。 そんな老人、アアタミ・コルピはソ連兵に家族を殺されて復讐の鬼とな

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          カード・カウンター

          The Card Counter。2021。イギリス、中国、アメリカ。 カードカウンティングというブラックジャックで勝率を上げるテクニックを学んだ男の話で、2004年アブブレイブ収容所で行われた非人道的な捕虜の扱いが暴露された事件で軍事刑務所にされ虐待や拷問による尋問をしていた兵士側のその後の話。 実際にあった刑務所での捕虜の扱いの問題。行われた非人道的な行為の責任や反省は描かれておらず、作戦に関わって実行してしまった人間のPTSDがメイン。その行為を薄めるようなプロパガ

          カード・カウンター

          アステロイド・シティ

          Asteroid City。2023。アメリカ。 舞台劇の裏側がモノクロで描かれ、その劇がカラーで描かれる。で合ってるのだろうか。ふんわり見ていたから、しっかり理解してないのかもしれないんだけど、多分、演出家らしき人が役者を探したり、芝居の指導とかしてたりしてたんだと思う。で、そこでは役者じゃない素の人間として登場していてカラーの方では違う人間として登場しているんだと思うんだけど、そこんとこは別にきちっと把握してなくていい気がする。 それぞれ、いろんな受け取り方があるでいい

          アステロイド・シティ

          ケロッグ博士

          THE ROAD TO WELLVILLE。1994。アメリカ。 ケロッグのコーンフレークの考案者で、実在したサナトリウムと考案した機械や治療法とちょっと偏りが過ぎている博士に関わって痛い目を見る人たちの話。 登場する人のほとんどが話の通じないタイプばかりで、会話が通じない相手と対峙することの絶望や恐怖が想像されて、具合が悪くなってしまった。 ケロッグ博士とサナトリウムの人達、流産をきっかけに仲がうまくいってない夫婦、コーンフレークで二匹目のドジョウを狙う人とそこに付け

          ケロッグ博士

          SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

          Sherlock:The Abominable Bride。2016。イギリス。 BBCのテレビドラマの特別編に20分の映像をたした劇場版。 とはつゆ知らず、なんかロバートダウニーJr.のシャーロック・ホームズの続編と勘違いして見てた。年代的に最新作かな?と思って前のも見てみようとサブスク検索したら、すでに視聴済みで全く思い出せないけど、観てれば思い出すかなと鑑賞していたわけですが、全く思い出せないし、全然意味がわからなかった。 それりゃそうですよね、シーズン3の総集編

          SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁