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シーユーアゲイン会 | 2023.3.30 知床

知床には面白い人が集まっていて、それはきっと土地の力なのだと思うけれど、彼もそのひとりで、ショップの店員さんなのだけれど、山登りというか岩登りが好きすぎる人で、お店で会うたびになんとなくだけれどお話しする機会が多く、勝手に親近感を持っていた。

その彼が異動で知床を離れるというので、送別会でもしましょうとお誘いして、斜里のお寿司屋さんへ。ここのお寿司は地元のオホーツクの魚中心で、私はこよなく愛している。こちらも勝手に愛しているのだけれど。

よく考えてみれば、彼とはじっくり話したことがなかったので、お店に行く道中から(お酒を飲むので歩いて行ったのだ)、それにハッと気づいてなんだか緊張してしまった。

お寿司を食べつつ、そしてその後、斜里のスナック街にも行きつつ、3時間以上いろいろお話ができた。なんだか寂しい気持ちが通奏低音のように流れていだけれど、彼はこれから知床の魅力をどう伝えていこうか今から楽しみです、と言った。

古いパリの日本人コミュニティ向けの新聞の名前が「いりふね・でふね」というのを聞いたことがあり、パリは色々な人がやってきて、また去っていく、そんな場所だから命名したらしい。その話を聞いた時、ああ、いいな、と思った。集まり散じて人は変われど、という一節を思い出した。

インスタのストーリーにあげてもいいですかと言ったら、もちろんですと。でも、撮る写真撮る写真、その顔はどうにかならないものなのか笑

#知床 #知床暮らし #斜里 #道東 #北海道


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