作家の仕事

最近ネームを書くときずっと
「何を伝えるべきか?」
を考えている。

例えば「決算書を読むといい」
ということを伝えようと思った時に、
伝え方がごまんとある。

「決算書を読むと株で儲けられる」
「決算書を読むと仕事で活躍できる」
「決算書を読むと世の中を動かせる」
「決算書は世の中を表す鏡だ」

どれもあり得る伝え方で正解はない。

つまるところコレを決めることが
作家の仕事の真髄なんだなと最近思う。

コマ割りや絵や構成やなんやらなんやらはすべて
伝えようと思ったことのツールであって、
伝えようと思うことの価値やわかりやすさが
作品の価値なんじゃないかと思う。

だから、伝えること選びに悩んでいる事は
健全で大事なことだとは思う。

ただ、これをサクサク決めなきゃいけないところが
作家の辛いところだ...

サクサク伝えるべきことを決めるノウハウを持ちたい。

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