水野ジュンイチロ

GAFAの現役営業部長が、魂を削って漫画を描く!! PIVOT、Newspicksにて…

水野ジュンイチロ

GAFAの現役営業部長が、魂を削って漫画を描く!! PIVOT、Newspicksにて起業マンガ「スタートアップル!」連載してました。 次回作、楽しみにしてくれよな!(2024年にはなにか出ます) 1児の親です。うちの子は世界一キャワイイです。

マガジン

  • ジュンイチロの「厳選」本棚

    子供にも読ませたいと思った本だけ、学びをまとめます。

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    日常で起きたクスッとする瞬間をわかりやすく

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    元気な新卒女子りんごが、鬼上司に社会人の基礎を叩き込まれる! Twitterにて毎週水曜先行配信! twitter: @principaljun Note 毎週日曜更新

  • ちょろい恋人~外資系女子ちょろの日常~

    世界一カワイイ僕のカノジョのカワイイところをおすそ分けします

最近の記事

AI時代に、ヒトが創作する意味はあるのか? - 「伝わる・揺さぶる!文章を書く」

このシリーズでは、1児の親である漫画家:水野ジュンイチロが 「子供にもゼッタイ読ませたい!」と思う本だけを厳選して紹介します。 Chat GPTを使って 「こりゃぁ、もう人間はいらないな…」 って思ったこと、ありますか? リッチな情報が、小綺麗な文章でぱっと出てくる。 クリエイター(の端くれ)の私としては 「たまったもんじゃない」と思った。 これ、俺がやる意味ある?? 子を持つ親としてもまた恐怖を覚える。 子供たちは学校の宿題やレポートを、 AIを使って一瞬で仕上げて

    • ヒキが弱い事件

      といわれたので なんとかしようとしてちょっと粘ったけど 結局どうにもならなかったので ふむ先輩と佐渡島さんの打ち合わせに乱入して 直接聞きました。 主人公の「え?」ってなる感情がヒキ<例> 佐渡島さんとZOOMで打ち合わせしてたら、いきなり佐渡島さんがブチ切れてZOOMを切った。取り残された僕はニヤッと笑った。(実際の出来事ではありません) ふつう話してる相手がブチ切れると「焦る」とか「怖がる」とかになるが、それなのに「笑う」となると「え?なんで?」となって次がみたく

      • 野菜が生む罪悪感

        4日間ほど妻が実家に帰っている(喧嘩とかではない)。 在宅勤務なのでずっと家に一人でいる。 問題になるのは食事だ。 僕のひどすぎる食事を公開しよう。 <1日目> 朝 バターコーヒー 昼 ピザパン←唯一の自炊らしきもの 夜 スープカレー(UBER EATS) <2日目> 朝 バターコーヒー 昼 ドラゴンズネスト(レトルト玄米に納豆と卵を載せたもの。そういう見た目になるのでそう呼んでいる。) 夜 スンドゥブ(UBER EATS) <3日目> 朝 バターコーヒー 昼 ドラゴ

        • プロの安定感

          今日はネームをほめてもらった。 ついでに連載開始が伸びそうだと言う話も聞いた。 その時、ぼくはホッとしてしまったのだけれど、これは危ない。 スケジュール余裕&ほめてもらった のダブルパンチで 一気に緊張感がなくなりそうになったのだ。 マンガを仕事にするなら、周りの状況がどうであれ コンスタントに描き続けるのが大事だと思う。 気を引き締めていこう。 とか言いながら、気分がいいので打ち合わせの帰りに一人で中華屋に入って、たらふく食って飲んで、もうちょっとやろうと思

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        記事

          理論との向き合い方

          僕は理論を知るのも適用するのも大好きなんだけど、 理論を追い求めるのって実は逃げなのかも知れない。 理論を求める背景には 「理論さえ身につければなんとかなる」 というすがる気持ちがある。 「理論だけで作ると失敗する」という話は結構いろんな分野で言われている。 例えばアプリゲームをユーザー行動のデータに従って最適化してくと、 理論的に正しい調整のはずなのに売上が落ちていくことがあるらしい。 ある美大予備校の先生曰く「理論だけで描いてる生徒は早いうちに頭打ちが来る」らしい。

          理論との向き合い方

          やっと暗闇を抜けた...?

          久々にネームにいい反応をもらった。 1話をすでに13回直している中でついに...! 大きく気をつけたことは2つある。 話が進む出来事だけでキャラを立てる例えば話の序盤で「主人公がダメなやつ」というのを伝えようと思ったとき今までは「主人公がダメに見える出来事」を設置してそれを表現していた。そうすると、伝えようとする情報ごとに出来事が増えて、話が冗長になっていく。 変えたのは「話が進む出来事の中で主人公のダメさを描いていく」ということ。これによって話のテンポがよくなった。「短い

          やっと暗闇を抜けた...?

          細切れ相談

          今日、ここに「相談できる男になりました」ことを宣言いたします! 今日は佐渡島さんと4回ネームをやり取りした。 これは1日の相談回数の新記録だ! 1.5時間の作業ごとに進捗を送ることにした。 細かく軌道修正しながら進められるのでとてもよかった。 たくさん相談に乗ってもらってありがとうございます..! 現場からは以上です。

          朝で勝負が決まる(自戒)

          最近どうやら僕は朝方だと気づいた。 朝が得意ということじゃなくて 朝を逃したらもう何もできなくなるということだ。 なんなら寝不足担った日には それはもう目も当てられない一日になる。 早寝早起きこそが、 本当にいい漫画を書くために 大事すぎることなんだ僕にとってはホント。 早く寝ます。 明日の朝勝負する。 おやすみなさい。

          朝で勝負が決まる(自戒)

          流行ものは見ておこう

          半沢直樹(第1シリーズ)をいまさら見始めた。 お も し ろ す ぎ そして今自分が描いている話のダイナミズムのなさに気づく(泣) やっぱり流行ものを見ておくのは作家としては必須かもしれないと思った。 僕のマンガを見る人は半沢直樹をみているかもしれないわけで、 そうなれば必ず比較してみることになる。 流行モノと比較して十分強いか?新しいか?という視点を獲得するためにも 流行モノはちゃんと見ないといけないなと思った。

          流行ものは見ておこう

          学ぶために真似る

          学ぶは真似ぶというように、 自分の課題を解決できている先達の作品を読むことは とても大事な改善プロセスだ。 きちんと読むことができれば。 自分の作品で演技を改善したかったのに、 読み終わったときにあらすじしか頭に残っていなかった。 演技ではなく話の骨格ばかり気にしてみていたのだ。 演技を学ぶなら、1コマ1コマレベルで分解して丁寧に見るべきだったのに。 なんでこんな事になったのかと言うと、 マンガが面白すぎて止まらなかったから...笑 読むのを止まらないマンガってやっぱ

          学ぶために真似る

          意外性の正体

          どこで聞いたのか思い出せないんだけれど、 意外性の定義でこんなコトを聞いた覚えがある。 意外性というのはただただ突拍子もないものではない。 予想させて裏切ることで生まれる。 この定義はしっくりくるので、どうやって予想させて、 裏切れるかということを考えてみる。 予想させるには?予想するためには動き(慣性)が必要だと思う。 動いているものについてはそのまま動き続けるだろうという予想が働くはずだ(=慣性の法則)。 裏切るには?慣性の行き先から違うところに変化すると、 法則

          本当に大事なことを忘れない

          結局マンガって楽しけりゃなんでもいいわけで 驚いて楽しんでわっはっは 以上に大事なことなんてないわけで。 色々な理論なり技術はあるけれど、 全てはいちばん大事なことのためにあるわけで。 もうそれだけですよ。がんばります。

          本当に大事なことを忘れない

          失敗をデザインできるのか?

          どうやら人は痛い目にあうまで 本当に何かを体得することはないらしい。 僕は昼職(?)では広告会社の営業コーチをしている。 今日、入社後4ヶ月の教え子に 「やっとじゅんさんの言ってたことがわかりました」 と言われた。 僕は「仮説営業」というものを開発して教えている。 超簡単に言うと「お客さんはこうあるべし」という あるべき論を持ってから営業しなさいよ、ということ。 自分が何がほしいか明確にわかっている人なんてほとんどいない。 だから、お客さんの欲しい物を営業側が規定して

          失敗をデザインできるのか?

          幸せの法則

          ポジティブな人とネガティブな人、どっちも肯定したいという人に 強烈なカウンターパンチをお見舞いするTed Talkを見たので紹介する。 結論、ポジティブ脳が最強。 動画では幸せだと成功するということが データとともに示されている。 幸せというのは物事を肯定的に捉えることだそう。 曰く、脳が肯定的(ポジティブ)な状態だと... 営業成績が37%上がる 医者の診断速度が19%上がる エトセトラ、エトセトラ というわけでいいことづくめなんだって! ちなみに、ポジティブ脳を

          作家の仕事

          最近ネームを書くときずっと 「何を伝えるべきか?」 を考えている。 例えば「決算書を読むといい」 ということを伝えようと思った時に、 伝え方がごまんとある。 「決算書を読むと株で儲けられる」 「決算書を読むと仕事で活躍できる」 「決算書を読むと世の中を動かせる」 「決算書は世の中を表す鏡だ」 どれもあり得る伝え方で正解はない。 つまるところコレを決めることが 作家の仕事の真髄なんだなと最近思う。 コマ割りや絵や構成やなんやらなんやらはすべて 伝えようと思ったことのツ

          ほめるのが下手くそ

          僕は会社では営業コーチをしているので、 営業メンバーにフィードバックする機会がたくさんある。 今日は教え子からもっとほめてほしいということを言われた。 なんで? だめなところばかり言われると気が滅入る。 自分ができたことを確認したい。 わかる。わかるんだよ。 これはぼくが頭ではわかっていてもやれないことの一つだ。 ほめるという機能が頭から抜けているわけじゃない。 思ってもないことを言うのが嫌いなんだ。 いいと思ったら言うけど、いいと思わないことをいいとは言いたくない。

          ほめるのが下手くそ