理論との向き合い方

僕は理論を知るのも適用するのも大好きなんだけど、
理論を追い求めるのって実は逃げなのかも知れない。

理論を求める背景には
「理論さえ身につければなんとかなる」
というすがる気持ちがある。

「理論だけで作ると失敗する」という話は結構いろんな分野で言われている。

例えばアプリゲームをユーザー行動のデータに従って最適化してくと、
理論的に正しい調整のはずなのに売上が落ちていくことがあるらしい。
ある美大予備校の先生曰く「理論だけで描いてる生徒は早いうちに頭打ちが来る」らしい。

とはいえ理論は大事なものではある。
どう理論に向き合えばいいのか?

結論、何を表現したいか、何をしたいかを突き詰めて考えるのが常に先立たつべきで、理論はあくまでそれを描くための絵の具にすぎないのだろう。

その順位が入れ替わっちゃった時につまらないものが出来上がるんだと思う。特にマンガは、何を描きたいかという抽象的な感覚が常に北極星としてあり続けるべきだとおもう。


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