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【NCT DREAM】初の単独コンサート

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所要時間:22:05-22:59(54分)

[総合]6万の歓声とともに幕を開けた’NCTドリームの時代’…’夢の舞台’で輝く7つの星[TEN現場]

「いつもファンとともに夢見れたら」
公演3時間前…超満員となった蚕室
2年10カ月ぶりのファンとの対面

[10asia=ユン・ジュノ記者]

「ほんとにひさしぶりです。ペンライトで満たされた公演場。ずっと夢見てきた瞬間です。僕たちのチーム名が’夢’です。ファンと同じ夢を見れたら嬉しいです。会いたいグループ、そして想像を超えるグループになります。」

8日、ボーイズグループNCT DREAM初の単独コンサート’THE DREAM SHOW2‐In A DREAM’が華やかに幕を開けた。

この日、NCT DREAMの公演は、7時に予定されていたが、競技場周辺はすでにすし詰め状態だった。ファンたちは、NCT DREAMとの再会にはやる気持ちを隠せずに公演場へと足を運んだ。

コロナ19で先延ばしされていたファンとの対面。約2年10カ月の空白期間に彼らとファンを引き裂くことはできなかった。10秒のカウントダウン。ファンは鼓膜が破れるほどの歓声で、NCT DREAMは幸せな笑みで再開した。蚕室オリンピック競技場を満たした6万人のファンたち。NCT DREAMの登場と同時に振りかざす’緑のペンライト’は、アーティストに愛情を示す手段だった。

NCT DREAMは、国内を代表するボーイズグループだ。その名声にふさわしく開かれた公演の規模は、’なぜ彼らが国内トップなのか’を納得させた。去る8月ソウル高尺スカイドームで開かれる予定だった彼らの単独公演。メンバーのコロナ19によりファンとの対面は一か月後に延期された。

延期された公演は、災い転じて福となした。国内では最大規模の主要蚕室競技場で単独コンサートを開催したNCT DREAM。ファンのためのアーティストからのプレゼントであり、NCT DREAMにとっても目覚ましい成果だった。

公演場の両側には巨大なスクリーン。舞台正面の3個のスクリーンを通して、メンバー一人一人の様子が映し出された。つづいて、早くなるテンポとともにNCT DREAMの2ndフルアルバムタイトル曲’Glitch Mode’が流れた。スクリーンを横断する長い舞台、そして続く十字架模様の動線。NCT DREAMは、少々緊張した面持ちでファンたちの前に現れた。

◆豪華な公演の装置と心配していた’カメラポイント’
つづく曲は、1stフルアルバムの収録曲’COWNT DOWN’。舞台の中央で丸い円を描き、花火が放たれた。野外公演会場の特性上、夜になるにつれ暗くなるなか、6万を超えるペンライトが周囲を明るく照らした。

3番目の曲は、3rdミニアルバムの収録曲’STRONGER’だ。舞台正面を挟むようにNCT DREAMの独特で幻想的な雰囲気の照明がムードを引き上げた。また、メンバーたちのリアルタイムのパフォーマンスとCGが合わさった映像はNCTの色彩を感じさせた。

幻想的な雰囲気はステージだけではない。NCTの3rdフルアルバムの収録曲’DREAMING’が流れるやいなや、6万人のファンたちは一体になった。一瞬にしてついて消えてを繰り返すペンライト。歌の始まりを告げるオーディオ音は、公演のテーマ’夢’にぴったりだった。

◆一編のハイティーンミュージカル…歌とパフォーマンスすべてで魅了した’初恋の大叙事’

華やかなパフォーマンスは目を惹きつけた。公演の中間、’ミュージカルメドレー’がまたひとつの見どころとなった。ジソンは、’過去の自分’と向き合い、マイケル・ジャクソンを連想させるダンスを披露し、流れるように3rdミニアルバムの収録曲’最後の初恋’に繋げた。

過ぎ去っていく初恋。次の曲は、’By My First…’だった。心を壊してはならないというNCT DREAMの欲と配慮。舞台の上では、緑の風船が空を埋めた。初恋の甘さと初々しい魅力を感じさせる舞台演出だった。

さわやかな2曲の後に男性らしい姿の’Love Again’が続く。中間のダンスブレイクタイムは、NCT DREAMの’パフォーマンス’スキルを見せつけた。照明もまた明るい色味から金色と赤色に変わり、男性的で成熟した魅力を打ち出した。

NCT DREAM初の単独コンサート。3年を迎えるタイミングについに対面することとなったNCT DREAMとファンたち。NCT DREAMは先立って記者会見を通し、ファンへの誠実な想いを打ち明けた。メンバー・へチャンは、「僕たち7人がデビューからいくつもの叙事を経てきた。僕たちが感じる感情とファンが感じる感情が交わった。僕たちに多くの愛を感じさせてくれる」と話した。

公演の合間に大型スクリーンで見せるハイクオリティな映像は、ファンへの愛と愛情の賜物であった。NCT DREAMの単独コンサートがひときわ多彩に感じられる理由。

単独コンサートを皮切りに、新しい時代の幕を開けることとなったNCT DREAM。2時間の公演は、彼らのグループ名のようにアーティストとファンの’夢のような時間’だった。

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