一橋大学教授であった小室直樹教授　すでに故人となられました。
博学であり理論家である。

　この本はすごい！２００６年出版の本のようですが、２０２３年に新装版が出されたようです。

　憲法なんて興味ないよ・・・と思っている人。最近は憲法改正の議論がなされ、とうとう日本も武器を外国へ売るという話にまで発展し、沖縄などの南の島には基地が建てられていく。戦争の機運が高まっています。

　理系だから憲法なんて学ばないでいいよ。とか、自分は全く畑が違うし。
というのはもったいない。

　永遠に残されるべき名著であります。

　よく１０００冊読んだとか３０００冊読んだとか言いますが、１冊の名著に勝るものはないと、個人的には考えています。
　
　法律を知らない人でも読める。なぜなら、法律の話というよりは、宗教の話、歴史の話、社会の話だから。法律はそういったものの影響を受けて成り立っているにしか過ぎない。

　法律を理解するには、まずは事実の理解が不可欠だ！事実をないがしろにして法律ばかりを勉強しても意味がありません。