地上の星 歌詞を解読する
この地上の星というのは、地球のことを表しています。
人間とは、虚を求める生き物です。お金や名誉、地位など、そうした虚を求めて生きていきます。そして、人間が最終的に手にした力は、経済でした。経済は、地球を破壊しつつ、それを自分達の利益へと変えていきます。
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った
これは、地球の中に元々あった大地の自然 風 砂 それを美しい表現で表しています。ですが、それが今は無くなってしまったことを言っています。
草原のペガサス
街角のヴィーナス
これも同じですね。ペガサスやヴィーナスなんて言うものは実際はいません。
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
皆 虚 ばかり追いかけて、全くこの地球のことを見ようとはしていない。
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
つばめは幸せを連れてきてくれる鳥と言われています。私たちが虚を求める理由は、自分達が幸せになりたいからです。私たちは空ばかり見ているので、つまり虚ばかり追いかけているので、今、地上の星がどこにあるのかわかりません。
崖の上のジュピター
水底のシリウス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
1番の歌詞と同じです。
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
これは、「竹取物語」にもあったように、かぐや姫をおいかけて却って不幸な目に合ってしまう大臣たちを髣髴とさせますね。
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
今までの繰り返しですね。
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