数値から読み取る

あっという間に3月ですね🌸
プロ野球もオープン戦に入って球春到来まであと少しです。

今年のオフシーズンは今の所順調に推移しています。
スタッフ間の連携も密に取れており、方向性を確認しながらオペレーションできています。

選手間も意識の変化が随所に見られるようになりました。
特に火の国サラマンダーズから今季入団した宮澤選手と徳橋選手の影響が投手陣の意識の変化を加速させました。高橋選手がずっと支えてきた投手陣に2人の専門的な知識と経験が融合して、とても良い空気感で行えていると思います。

そこにアナライジングの要素が加わり、データを扱う投手陣のリテラシーも向上しています。

今後の目標としては、
アナライジングカテゴリーをベースにして各コーチングスタッフと連携を図っていこうと思います。

数値が落ちれば、
メカニクスの問題なのか、フィジカルの問題なのか、コンディショニングの問題なのか、どれでもなければメンタルの問題なのかを判断しアプローチを的確にしていきたいと考えています。

その1つの取り組みとしてコンディショニングの把握のために体組成の測定を定期的に行い可視化していきます。

除脂肪率や体内水分量等がパフォーマンスに与える影響を追っていきます。

社会人野球は短期決戦です。
選手に対する優劣ではなく、その時にハイパフォーマンス(高い戦闘力)を出せる状態の選手でラインナップしていきます。

数値が判断材料になればただの感情論ではなくエビデンスが加わります。ただそれだけで勝てるほど甘くはないので試合勘があるかどうか等の数値では表せない部分も加味しながらラインナップしていきたいと思います。

そう考えると、
短期決戦で勝つには、フィジカルコンディショングが最優先事項になります。
ここが落ちるからパフォーマンスも落ちる訳なので。

5/26の開幕にピークを持っていけるように、記録と工夫を積み重ねながら準備していきます。

監督 岩原旬


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?