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24歳、鬱病になる。ー〔196〕会いたい時に会っておく

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、飲み会に参加したことで、今まで抱えていたトラウマを克服できたことを書きました。今回は、鬱病が順調に回復してきた私が始めた"ある取り組み"について書き記していきたいと思います。

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7月になりました。生活は順調でした。アルバイトにも慣れて、バイト仲間たちとの関係性だけでなく、社員の方たちからも頼りにされるようになってきました。

そんな仕事のかたわらで、私は"とある取り組み"を始めました。それは、途切れた繋がりを取り戻すこと。

私は、自分から連絡を取ることが昔から苦手でした。そして、人から連絡をもらうタイプでもありませんでした。なので、高校や大学時代に仲良くなった人でも、その後は疎遠になることが多かったです。

「あたしなんてね、この先長くないんだから、会いたい人には会える時に会っておこうと思うのよ」

私の母は、2022年度末で退職しました。退職してから、母は頻繁にそういう話をしていました。そして有言実行していました。今まで会う機会が持てなかった昔の友人の方々とご飯に出かけて行くようになりました。

その影響もあり、「1度できた繋がりを簡単に手放すことは、もったいない」と思うようになりました。私は母よりもウンと若いですが、だからと言って人生が長く続くとは限りません。実際に、鬱が絶頂であった時は死が目前まで迫っていました。

もちろん、今後自ら死を選ぶことはないと思います。でも、人生は何が起こるかわかりません。会いたいとき会いたい人に会っておくというのは、とてもいい考えだと思いました。

ということで、私はLINEで会いたいと思う人に連絡を取っていきました。1年ほど連絡を取ってない人、なかには疎遠の期間が5年空く人もいました。LINEの送信ボタンを押すのには勇気がいりましたが、「会いたい」という気持ちが後押してくれました。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。