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この世界はレストラン

パートナーが友達と韓国料理の居酒屋に行くらしい。

わたしもその店が好き。
いいな。わたしも行きたい。
タッパー持って行って。

そんなこと言っていたら、
数日後に仲の良いメンバーで行くことになった。

友だちが車に乗せてくれて
彼も私もお酒が飲めた。

サプライズでみんなからお誕生日祝いの花束をもらって
すてきなデザートプレートまで出してくれた。

仲間であり、
わたしの家族がここにいる。
みんなで村をつくれたらいいな。



彼が同級生と楽しそうに連絡を取り合ったり
お家に友達が来ておしゃべりしている。

「いいなあ。わたしも、同級生とそんなふうに、近況や思っていること、今やっている活動の話をシェアできたらいいのに。」

「同級生全員と会いたいわけでもなくて、
仲良くしたいと思える人たちとまた話せたらいいな。」

そんなことを思っていたら、
同級生の一人が部活のメンバーを招待してグループLINEを作ってくれた。

オンライン上でプチ同窓会みたいに
近況をやり取りできて嬉しかった。



今住んでいる家の売却に関する見積もりで
不動産屋が来てくれた。
彼の友人の紹介。

引越しされるんですか?
どうしてですか?

私が海の近くに住みたいと思っていることや、
イルカやクジラが好きなことを話していると・・・

引越し先にと考えている地域の海でもスナメリが入ってくることを教えてくれた。

え、ほんとう?

こんなに近くにいるなんて。
聞けば、以前に住んでいた鳥取でも、イルカが住み着いている場所があったらしい。

ときどきイルカを見たり、クジラが座礁した情報は聞いたけれど
そんなに近くに住んでいたんだ。

いるわけないと思っているから、認識できいことがある。
人は思い込んだように世界を見る。


* * *

願うということは、レストランで注文するのと同じようなこと。

そんな話をしてくれた人がいる。

ハンバーグ定食が食べたいと注文して
あとは出てくるのを楽しみに待てばいい。

意外と自分が注文したものを分かっていなかったり、忘れたりして、
出て来てもスルーしたり、こんなもの頼んでいないとイチャモンをつけていることがあるんだよ。

願ったらあとは気分よく過ごすだけ。
そこは自分の責任で。

本当にそうだなあと思う。
取りこぼしなく受け取りたい。

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