”ゆれてハラハラNight&Day眠れない～”
マッチは『情熱☆熱風☽せれなーで』みたいなポップ路線の楽曲のほうが好きなじゅんぷうです、こんにちは。

　そのNightじゃなくて、Knightのほう。トム・クルーズ＆キャメロン・ディアスの『ナイト＆デイ』（2010）。今月初めに鑑賞した『トップガン　マーヴェリック』のお祭りの余韻さめやらぬ中、Netflixで視聴しました。

　平凡な女性ジューン（キャメロン・ディアス）が妹の結婚式に向かう途中の空港で出会った、ロイ・ミラー（トム・クルーズ）。笑顔が素敵なロイにスイートな恋の予感…ところが彼の正体はCIAの凄腕エージェント。革命的な永久エネルギーと開発者をめぐって組織に追われるロイとの搭乗便は大パニック！　無事に妹に会えたものの、ロイと接触したジューンも危険な組織に追われるように…というスパイ・アクション。

　永久エネルギー「ゼファー」はちょっと胡散臭いけれども、いたってシンプルでお気軽に見られるエンタメ性重視作品。

　展開はもう、

んなアホな…！

んなアホなぁぁぁ

からの

んなアホな！！！

超無茶苦茶なのですが、ご都合な流れを逆手にとったこのやり方、大変清々しいし笑える。

そしてトム様といえばバイク。
本作も『ミッション：インポッシブル』ばりの
バイクアクションをこれでもかと堪能できますが
ハリウッドの宝ふたりが、
街中をお約束のノーヘルでぇぇぇ…！
しかもスペインの牛追い祭りの中を
敵と牛とを避けながら。

子ども心に大スペクタクルに感じた、
「あしたのジョー」で
ジョーが少年院の豚小屋ぶっ壊して
豚たちを暴走させて脱走しようとするシーンを
思い出しました笑

とにかくもうド派手に
かつ配慮は細かく
仕事はパーフェクトなトム。

南の島では魚かついで海から上がってくるし
ザルツブルクではスマートな紳士だし
スペインでは情熱の闘牛士←
おうちではオムレツ焼いてくれるなんて
惚れてまうやろ（いや普通に考えたら恐怖）

巻き込まれるキャメロン・ディアスが
パニックで騒いだり裏切ったりするのには
イラっとしたけど
キメるところはしっかり、
亡きパパの愛車、ポンティアック・カマロでの
カーアクションはカッコよき。
彼女のラブコメ魂にもしみじみです。

2001『バニラ・スカイ』でも
トムとキャメロンは共演していますが
この年でこれだけのアクションとラブコメを
やってるってのが最高です。

トムの祭りは終わらないと実感した『ナイト＆デイ』でした。