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一瞬で魅せる息子、魅せられる母

毎日ブログを書いていると、たまに何を書こうかと考えることがあります。
今日もそんな日でした。
一番当たり前の日常、息子がグイッとわたしを惹きつけ、ネタを提供してくれました。

昨日は音読レッスンでした。相棒のしゅりさんが一枚のCDを持ってきて渡してくれました。
わたしたちの音読の師である松永暢史氏とキリロラ☆さんという岩系アーティスト(とオフィシャルサイトに書いてある)がカタカムナウタヒを発声しているものです。聞いているだけでアタマが良くなるCDです。
何人かの生徒さんに聞いてもらいましたが、特にメロディはなく音読が聞こえてくるというものなので、派手に反応する人はいませんでした。

最近タブレットに依存気味な息子との夕飯の時にハッと思い出し、CDをかけてみました。息子は一緒に音読を始めました。ご飯時にそういう行為はとがめてしまいがちですが、久々に音読しているのだからと注意するのを思いとどまりました。CDは松永氏が一人で音読していたり、キリロラ☆さんと二人で音読していたり、バックに打楽器などの音が入っていたりします。
気がついたら息子はノリノリで目をつぶって身体を揺らしていました。
キリロラ☆さんの声はとても美しく、わたしもついつい気持ちよくなって、ご飯を平らげ一緒に音読。
息子の様子につい笑ってしまい、一瞬の私の笑みを見逃さなかった息子はそれは満足そうな表情を浮かべました。

夕飯を食べ終わったら息子はバレーボールの練習をしに外に行ってしまいました。1月の一年生大会でふがいないプレイをした息子はその日からほぼ毎晩外でバレーボールの練習をしています。息子が行く前の時間帯にはラクロスをしているお兄さんがいるそうで、会話したりもするようです。
夫が帰宅する時間でもあるので、夫も息子の練習に付き合ってあげています。
息子はお世辞にもバレーボールがうまいとは言えませんが、バレーボールが好きなようです。いつも部活で一人だけユニフォームをもらえないですが、気にしているのかいないかも不明、家で不平を言うこともなく、部活のスケジュール通りに出かけていきます。
それでも最近は練習熱が低いのかあっという間に帰ってくることが多かったのですが、今日はなかなか帰ってきませんでした。荷物が宅配ボックスに届いていたので、取りに行きがてら見に行くことにしました。
エレベータを降りたら、息子がちょうど練習を終え目の前にいました。あせだく、Tシャツが濡れていました。

「様子を見に行こうと思ったのに」と言ったら、「いいよ」と息子はマンションの外に出てすぐわきの公園に入りました。
「まずはアンダーサーブ」、なかなかいい角度でボールが飛んでいきました。「次はフローターサーブ」、ずっとできなかった上から打つサーブも弱いながらも飛んで行きました。

「お母さんにもやらせてよ」
アンダーサーブ、失敗。フローターサーブ、ひょろひょろ。
げらげら笑い、息子と少しトスをして遊びました。楽し。
マンションに戻ったとき、息子は満面の笑みをわたしに見せました。これ!今日のブログに書くこと決まり!

わたしたちはお互い核だ、と思いました。

よかった、ありがとう。


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