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手作りのよろこび~モノ、教育

わたしの英語の師匠は英語だけでなく、得意なことがたくさんあります。
パティシエ、己書作家、切り絵作家でもあります。最近は洋裁に熱心に取り組んでいるようです。
Facebookで彼女が作ったステテコがとてもよいので追加注文したという投稿を見ました。しゃれた柄の布を使い、共布でターバンまで。わたしも欲しい!ルームパンツがだいぶへたってきていたのでちょうどいい機会と思い、久々に師匠に連絡して作ってもらうことにしました。

スマホケースをCreemaというハンドメイド作家が出品しているサイトで買ったことをきっかけに、手作りのものをよく買うようになりました。
義両親へのプレゼント、母へのプレゼント、自分の下着、エトセトラ。
素材を重視できたり、お店で買うよりクリエイターさんに多い割合でお金が行くであろうシンプルさ、大量生産されたものではない自分のために作られたという特別感が気に入っています。

食べ物も発酵調味料を自分で作りコンソメを買わなくなったり、カレーもルーを使わずカレー粉使ってスパイスカレーを作るようになりました。
化粧水も麹化粧水を作って使うように。

ただお金を出して物を買うより、自分で作ったり誰かに作ってもらったものには愛着がわきます。そのものが作られた時間や作り手の愛情も受け取れる。そして素材をこだわったりすると作った人と自分の価値観を重ねることができて満足感がグッと増す。

手作りいいなあと思い、ふと気づきました。

教育も同じ。出来上がっているもの、例えば塾のカリキュラムをそのまま買うのに対し、手作りの教育は厳選した素材を使い自分好みにアレンジしていく。
我が家では、厳選した素材は古典音読とサイコロ暗算。それらをベースに作文を書いたり、各教科の予習をしたりする。素材がよければ料理もおいしくなる。教育もまさにそれ!

添加物なし、化学調味料なし、の食事をしている子はとても繊細な舌を持ち、感性が高いといいます。いにしえから伝わる名文を音読し、複数のサイコロを転がして出た目を掛け合わせる。これらは全く混じりっけなしの素材そのもの。これを摂取しつづけたら五感鋭くなっても何の不思議もないのではないか。
自分色も加えたい、こだわってきた息子との美術鑑賞、おでかけ。わあ美味しくなりそう!

音読道場の季刊誌は「EDORG」、エドルグといいます。
Education×Organicの造語だそうです。

そんな良質の素材に関われていることに幸せを感じます。
手作り中心の食、衣、教育、つながり広がっていく。

英語の師匠にオーダーするステテコは、昨日診断してもらったわたしのベース、ブルベ(ブルーベース)の色合いの布を選んでもらいます。

ただモノを買っていた時代とは違った楽しいことがたくさんの毎日。
モノ、教育、次はなにが手作りになるのだろう。


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