見出し画像

価値観の変化~表参道にて気づく

久しぶり~、え~!変わったなあ。

原宿駅を降り、街並みを見て。近代的な建物、ちょっぴり昔を振り返ったような木を取り込んだモダンデザインの建物が並んでいる。
駅もかつては場所柄が不似合いなくらい古くこじんまりしていたのに、白くきれいで人工的な明かりが眩しい場所となっていました。寂しさ少し。

お友達と会うために原宿に行ってきました。
表参道は変わってはいましたが、昔から変わらないお店もあり、待ち合わせのレストランの場所も地図をちらっと見て「あぁあの辺ね」と昔の感覚ですぐたどり着けました。

ベジカレーのビュッフェを楽しみながら、お友達と終始明るく笑いながら建設的なおしゃべりをしました。
思えばいつもほかの仲間と一緒で、二人で話したことは集まりの行き帰りの道くらい、二人だけで約束したのは初めてでした。しかもだれかの家で集まることが多かったので、陽光降り注ぐレストランにふたりでいることがとても新鮮でした。
彼女はとても聡明な人で、常に新しいことを取り入れ深い知識を持って前進している人です。体の芯にお母さんから受け継いだ信念があり、それに符号するものを探しながら歩んでいる印象です。ここ数年の付き合いで彼女が少しずつそれらを見つけ身に付けてきたのを知ってきましたが、つい最近これぞ!と思うものがあったそう、その話をいち早く聞けたことが嬉しくて誇りに思いました。

彼女もわたしのブログを読んでくれていて、わたしが日々ブルドーザーのように色々な出会いをしてわたしのなかのさいたまを開墾していることや「ワクワク母の会」を発足して興奮していることを把握しています。この訳の分からないエネルギーを称賛してくれ(たと思う)、お互いが自認している(と思う)「変人最高!」となりました。

14時過ぎに彼女と笑顔でバイバイし、かつて愛してやまなかった表参道の地をぶらぶらして帰ろうと思いました。
が、結構変わっていてわからないのに加え、断捨離モードで物を欲しいと思わない、お腹もたらふく食べていっぱいでコーヒーの入る余地もない、カフェに入るのも気が進まない。アートギャラリーなどいいかなとも思ったけど、それほどの時間があるわけでもなく、今一番欲しいものは何かと自分に問うたら「時間」となり、無機質になった原宿駅から電車に乗って帰りました。

時代が変わり、表参道も変わった。
自分も変わり、表参道を楽しまなくなった。
わたしだけでなく表参道もちょっぴり寂しかったかも。

一箇所だけ、後ろ髪をひかれるところがありました。純粋そうな若者が呼び込みのために掲げていた看板「ハリネズミカフェ」、入ってみればよかったと少しの後悔。
今度息子と行ってみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?