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大仕事~麹料理バイキング@奥多摩古民家

日本語音読指導者として日ごろ活動していますが、麹を使ったイベントを「音読✕発酵」という形でするようになり、そちらに人気が出て、やはり発酵いいですよねと音読道場本拠地ブイネットの大澤先生が「奥多摩で麹料理の会をしてください」と機会を与えてくれました。

ブイネットは奥多摩に古民家を借りており、フリースクールの活動や月一で1泊のプチ合宿と焚火の会で利用しています。我が息子ぼぼ助もここ数か月合宿に参加し自分の居場所と心得ています。

焚火の会は毎月第四日曜日に行われています。前日土曜の夕方から合宿が始まり、その翌日。合宿組が残っていたり、このために来る親子も。年度末の焚火の会、「麹料理バイキング」というスペシャル企画となりました。

2日前の金曜日に開催した「音読✕発酵」で、七人分の食事を用意してその量感に慣れなさを感じたのに、その倍の量。
麹カレーと中華麹を使ったスープ、コンソメ麹を使ったドレッシングで和えたきのこのマリネ、麹納豆、サラダ用に発酵飲料ミキを使ったドレッシング、中華麹ドレッシングを用意することに。
そして玉ねぎ麹作りのワークショップをすることになっていました。

数日前からひっきりなしに発酵器を稼働させ、玉ねぎ麹、カレー麹、中華麹、コンソメ麹を作りました。
しゅりさんと共同作業で大量の麹納豆を仕込みました。
カレーの量感を確認するために、7~8人分のカレーを事前に作り、実験しました。

昨日の朝、ドレッシングやキノコのマリネを完成させ、カレー麴が入っているか何度も確認して、麹類でずっしり重いリュックを背負って奥多摩へ。

大澤先生と再度人数を確認。14名。
大きな鍋に大根一本を使った中華スープをまず仕込んで、カレー作り開始。
材料を切り、しゅりさんが炒めてくれる間にこまごまとしたほかのことをし、大体具材を炒めたところにカレー麹投入。未知の量感。事前に練習した水とカレー麹の配分を参考にカレー麹をスプーンですくって数えながら入れ炒め、水を入れました。あとは時々かき混ぜ味を確かめながら煮えるのを待つのみ。

外や家の中で子どもたちが遊び回り、親御さんたちがおしゃべりしています。たまに大澤先生が様子を見に来てくれます。
大澤先生が研いでくれた10合分のお米が炊き上がりました。
しばらくしてカレーも完成。ほぼ計画通り。よかった!

食卓に用意した食べ物を並べ、各自自分のお皿に盛り付けて、いっせいに「いただきます!」、ものを言わずにカレーをかきこむ子たち、まずは麹納豆を味わう大澤先生、色々な人の反応を見回しました。皆さん満足してくれてる様子、一安心して一口目をいただきました。

麹カレー、中華スープ
サイドメニュー。
各自プレートに盛り付け
盛りつけ図

次々と皆お代わりしてくれて、大鍋に作ったカレーはあらかたなくなりました。OBの男性が紅茶をふるまってくれて、その説明を聞いている間に大澤先生が洗い物を済ませてくれました。

後片付けをした後は、玉ねぎ麹ワークショップ。
男子たちは皆山登りに行ってしまったので、大人と女子のみで玉ねぎ麹作り。大澤先生と女子で事前に細かくしてくれていた玉ねぎ、麹、塩を計量し、麹と塩を合わせて全員が順番に手ですりすりして塩きり麹を作りました。わたしがこれに毎度感じる癒しを皆さんも理解してくれたようで、共有できるのがとても幸せな空気が生まれました。
女子が瓶詰をしてくれ完成!15個の瓶は参加者の家庭に旅立つことになりました。

日本語音読指導者なのに料理三昧な週でした。
ちょっとしたことで始めた発酵のことが、奥多摩で音読もしないで麹料理をふるまうことになるなんて思いもしませんでした。

音読、表現が固いですが、音を読む、音にする、音は声、声は身体を使って出す。その身体を作る食べ物。波動の良いものを食べれば身体も整う。音も周波数がある、ごちゃごちゃとあげましたが、総じて音読と食は引き寄る物なのでしょう。

心地よい疲労感。関わってくれた方々の協力なしにはできなかったこと。

よかった、ありがとう。




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