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試される両親~息子の低点数より

個個に生きていても他とつながり強くなる。
人と関われば笑う回数増え、人にも自分にも新たな発見があったり明日へのアクセルになる。

昨日はそんな想いにプラスして意識してアウトプットしていければと数名のママで集まっている「ワクワク母の会」でした。
メンバーのひとりが「うちでやらない?」と申し出てくれて、第二回はおひさまの光降り注ぐ居心地よく素敵な空間での開催となりました。

皆気持ちよくおしゃべり、ひとりずつ順番に話す機会を設けようと思いつつ、わたしもついついそのおしゃべりに身をゆだねて、放課後スクールの時間まで美味しいスープやパン、フルーツ、持ち寄られたお菓子を楽しみながら過ごしました。世間話をしながらも避けられないのは不登校の話、どのお友達にも近しい子が学校に来れなくなっていたりして、自然と公教育の問題点などを話す流れになりました。

放課後スクールでは困らせっ子たちと正面から向き合い、タイムリミットの4時25分で失礼して駅に向かいました。息子と三鷹の天真体道に行くために45分に待ち合わせ。
ふと前方を見ると長い棒を持った少年が歩いています。息子です。
いつも45分を過ぎて到着する息子、昨日は40分には待ち合わせ場所に着いていました。学校から帰宅したらすぐに支度をして、家を出る時間まで好きなことをしていたそうです。快挙♡

電車の中で、先週に行われた期末テストが帰ってきたか聞きました。「少し低かった」とめまいがするような数学の点数を聞きました。聞き返したけど間違いない。少しどころかとんでもなく低い点数です。

あれこれ細かく勉強の指示をするより本人にやらせる姿勢だったので、致し方ないとは思いつつも、これじゃ学校の授業も理解できてないのではないか。机には向かってたけど何をしていたのだろうか。ノー勉だとしても授業を理解してたらこんな点数にならないはず。

低い点数に色めき立って、心の中にもやもやと黒い雲が立ち込めていきました。夫にLINEで点数を知らせました。夫も色めき立った様子、個人指導を頼まないかと提案してきました。

夫の言うことももっともだけど、わたしにはもう少し待ちたい理由がありました。息子の散らかりまくっている部屋。あれをきれいにできる生活習慣、いくら言っても軽んじる手伝いをさせ、家事を任せたりして物事を処理していく要領を学んだら変わるのではないか。
実際、昨日余裕をもって待ち合わせ場所に来たのはよい兆候だと思いました。

片付けや家事はすぐに結果がでるから成果がわかりやすい。同時に手が器用になったり、将来オンナにモテるようになるかもしれない。

わたしには「音読・サイコロ暗算・作文」という信じているメソッドがあります。これらは学校の成績にすぐに表れるようなものではない。勉強について今わたしが問題視したいのは、授業を聞けていないのかもしれないなということくらいです。

子どものことだけを考えているようで、自分が取ったことないような点数を取ってくることに「はずかしい」「今こんなでどうしよう」と思いそうな自分。夫もそうでもおかしくない。そういう自分の感情や尺を切り離して、大事なことを開放しないと。
先日受けた整体で、筋肉が緩んでいないと、骨にまで影響してストレートネックになったりすると聞きました。筋肉を骨からはがす方法を教えてもらいました。

天真体道の帰り、電車の中で唐突に息子が「作文を書きたい」と言いました。驚きながら「いいよ、何について書くの?」と聞いたら「ジョジョ」と答えました。
帰ったら夫からいろいろ勉強について言われていました。夫は「競争に勝ち抜くには、、、」と言い、またわたしとは違う意見。

息子はわたしのところに来て「原稿用紙をちょうだい」と言い、しばらく部屋にこもっていました。
今朝、息子の部屋に忍び込み机に乗っていた作文を読んでみました。
息子の大好きなマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物が敵味方一緒のチームになり、新たな敵と戦う話が書かれていました。文はそこそこうまい。

中学生になり、勉強も部活も振るわない息子。
片付けなど色々取り組むことがあり、途方に暮れてしまうけど、本人はブレていないのだと気づきました。




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