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畑の喜び~それは一種の瞑想

わたしの生活の中でトップレベルで癒されること、木曽農園さんでのお手伝い。

昨日、久しぶりに行ってきました。今年に入って初めて。

昨日はお子さんのお仕事体験の日でもあり、幼稚園~小学生のお子さんもいました。木曽さんが飼っているにわとりを見たり触れたりするところからスタート。可愛い声で鳴きながら歩き回る鶏、喜ぶ子どもたちを見ながら心は畑をひたすら求め(笑)

やっと畑に。のらぼう菜の収穫を手伝いました。
のらぼう菜、知りませんでした。湯がいたり、オリーブオイルとの相性がいいから炒めてもいいとか。コンテナに手で茎を折って摘んだ作物を入れていく。しばらくすると複数のコンテナがいっぱいに。近くにルッコラもあり、花が咲いていていけると言うので食してみるとルッコラのゴマのような風味がしました。お土産に摘んでいいと言われ少しいただきました。

戻ったらのらぼう菜の袋詰め作業。
袋に入る程度に収穫したのらぼう菜をすべてカットし、重さをはかり袋詰め。袋に入れやすいようにクリアファイルを使います。ほかにお手伝いに来ていた大人の方とふたりで作業していましたが、お子達も来て一緒に。まだ小さいのに両手を使い上手にお手伝いしていて感心してしまいました。

お子達が帰ったあとはトマトの苗をポッドに移したり、つるむらさきの種まきを手伝いました。ほかの二人の大人の方と、若い木曽さんとおしゃべりしながら至福の時。

農業とひとくちに言っても収穫したものを袋詰めしたり、次に作るものの種まきをしたり、収穫された後に残った部分を畑から取り除いたり、無限と言いたいぐらい作業があります。たまに来てのお手伝いだからかもしれませんが、大量の作物の処理だとしても畑での収穫後に枯れた作物の除去だとしても、お芋の泥落としでも最後のひとつが必ずある、そこまで無心に作業するというのがたまらなく快感です。

昨日は朝に英会話レッスンを受けていました。
無心にする農作業について、一種瞑想のように思っていると話していたら、先生が適切な表現を教えてくれました。

It seems like meditation.
It's very meditative.
I get into a flow state.
I get into being in the present

4つめのbeing in the presentは直訳すると「現在にいる」ということ。未来のことも過去のことも考えない。その通りです。無心に手元を見つめて作業する。

農作物に関わることの恵み、計り知れない。
生きる上での大事なことがすべて含まれている気がします。それらが四季のワンセットに収まり、何度も何度も繰り返し体験できる。ひとりではなかなかやりきれない、人と連携する。単に植物を育てるのとも違い、人の口に入り循環していく。

素晴らしい機会を紹介してくれたかた、木曽さんに大感謝です。好きなことが好きなことにつながり英語の表現まで覚えられました。

タイトルの写真はお土産にいただいたお野菜。
早速夕飯にルッコラの花をリーフといただき、人参を料理に使いました。しっかりした味、これまた幸せ。

よかった、ありがとう。




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