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人間は課題を解決するために生きているのではない。

今までさまざまな立派な活動をしている助産師さんや課題解決に向き合っている方々に会うたびに、自分が好きなことだけしていること、小さな活動しかしていないことが本当にこれでいいのかなと思えることばかり。
助産師の仕事をしているというと、多くの方から尊い大変な仕事だと言われます。そう言っていただくと、自信になりますし、ありがたいと心から思います。
一方で、私が助産師になったきっかけのところにも書きましたが、誰かを助けたいとか役に立ちたいという理由ではなく、自分がお産に立ち会いたいと思い助産師になったので、すごいと言われると恐縮してしまいます。
もちろん結果的にお役に立つといいなとは思っています。
ただ、今もきっとこれからも自分の好きなことを選択して生きて行くのかなと思っていますが、同時に「わがまま」とか「そんなに人生甘くない」なんて言葉が頭をよぎります。。。

そんな中、ラジオで人間はそもそも課題解決のために作られたのではない。という話しが流れてきて
少々安堵したというか
自分を肯定してもらったというか。

仏教のことを交えたお話しで、生きることにそもそも目的はないのだから、自分の納得のいくように生きていく、選択していったらよいというお話し。
もちろん人を傷つけたり、犯罪を犯しても好きなようにしたらいいということではないのは言うまでもありません。
周りの人への感謝も忘れず、おごらず威張らず。

何かを解決することに向けるのも必要なエネルギーですが、好きなことをして、結果何かを解決していることもあるし、それが誰かのお役に立てば本当に嬉しいし、喜んでもらうことが自分の幸せにも直結しています。

いまだに自分のことを言語化するのがとっても苦手で、同時に自分を知りたいなと思いながら生きてきました。
これらの問題を解決したいと願いつつ、好きなこと、自分の必要を選択しながらわがままに生きてみようと思っています。
こんな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
                          2023/11/13 新月


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