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ダニエル・リーの「ボッテガ・ヴェネタ」が好きな理由

今朝、衝撃の速報が目に飛び込んできました。
「ボッテガ・ヴェネタ」のクリエイティブディレクターであるダニエル・リーが退任したというニュースです。

まさかこの話をnoteの初記事にするとは思いもしませんでした。
突然の知らせにとても驚き、この思いを記事に残すべく書き始めています。

わたしは「ボッテガ・ヴェネタ」をはじめハイブランドが好きで、できることなら身の回り(とくに小物)を高級品で固めたいほどなのですが、会社員の身分ではなかなか手が出ず、、見てはうっとりする毎日を過ごしています(笑)。

そんなわたしも今年の最強運の日(2021年3月31日)に財布を買い替えるべく、どうせなら!と憧れに憧れていた「ボッテガ・ヴェネタ」をはじめて購入しました。

とはいえ、「ボッテガ・ヴェネタ」が大好きで、毎シーズン「ボッテガ・ヴェネタ」のコレクションもチェックして、毎年新作の「ボッテガ・ヴェネタ」を必ずチェックして、「ボッテガ・ヴェネタ」の商品を見ればいつのどのラインかがわかる、なんていうほどのボッテガ好きではないのです。

むしろどちらかというと、そんなに好みではないブランドだったのに、いつのまにかなぜか好きになっていました。

その理由を自分なりに分析してみると、、、

1、クリエイティブディレクターが変わったこと

2018年7月にダニエル・リーがクリエイティブディレクターに就任しました。
前任のトーマス・マイヤーは、ブランドの代名詞でもある上質な革をメッシュ状に編み込んだ“イントレチャート”のバッグを大ヒットさせ、世界中で人気ブランドの地位を築き上げた立役者でもあるほど、とんでもない才能の持ち主です。もちろんかわいいです。かわいいのですが、、そのころの「ボッテガ・ヴェネタ」に対するわたしの印象は、黒、ネイビーなどのダークカラーが中心で、イントレチャートもどこか無機質で無骨な印象を持っていました。
男前だとよくいわれる(笑)わたしでも、身につけるものやデザイン性に関しては、華奢であったり柔らかいラインなどが好きなので、なんとなく自分好みではないなと思っていました。
それが、ダニエル・リーに変わってからは印象がガラッと変わりました。

2、ダニエル・リーの経歴

彼の経歴をみてみると、納得することがたくさんありました。
多くのデザイナーを輩出するロンドンの芸術大学を卒業後、「メゾン・マルジェラ」「バレンシアガ」「ダナ・キャラン」などの有名ブランドを経て、2012年からは「セリーヌ」で活躍することとなります。
「セリーヌ」といえば、元クリエイティブディレクターのフィービー・ファイロです。彼女の創り出す「セリーヌ」はわたしにとってどタイプ!!
シンプルなのに、繊細でものすごく緻密に計算し尽くされた美がそこにはあります。そんな「セリーヌ」で経験を積んだダニエル・リーだからこそ、わたしにはツボだったのだと感じています。
そういえば、ボッテガのお財布の前はセリーヌを使っていたな、とわたしの本能がすでにそこにありました(笑)。

3、色がかわいい

前述したように、わたしのボッテガのイメージはダークカラー。もしかしたらほんとは違うのかもしれませんが、わたしにはそう見えていました。。黒やネイビー、茶のイントレチャートのお財布を持っている男性を見ると、なんかおじさんくさいなーと(笑)
でもいまでは、“ボッテガ・グリーン”といわれるほど、パキッとしたグリーンをみればボッテガの色だと思わせてくれるくらいカラフルなイメージがつきました。お財布を購入したときのショッパーも、しっかりと“ボッテガ・グリーン”でうれしかったです。
巷で流行っているレプラコーングリーンはボッテガの影響なのでは?と密かに思っています。

と、魅力をあげればキリがないのですが、そんな大好きだった「ボッテガ・ヴェネタ」もダニエル・リーが突然に退任というわたしにとっては衝撃の大ニュース。
ファッション業界も大きく揺れていると思います。

もう彼の新作が見られなくなると思うと少し寂しい気はしますが、今後の「ボッテガ・ヴェネタ」とダニエル・リーに期待して、これからも情報をチェックしていきます!

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